本日のコース
先週の好調に気をよくして、挑んだ母。
撃沈・・・・・・・。
「アジ以前の問題」・・・
スタートにつける前から大暴走したのだ。
アップ終了を迷ったんだよね。
なんか、落ち着かないなぁ~もっとしっかりアップした方がいいかなと思ったんだけど
先週の成功体験が母を甘くした。
スタートにつけてしまえば大丈夫。
だが!アップした場所からスタートへ移動するときに大暴走。
生徒さんの待機席へ乱入
遊んで遊んで!攻撃。
呼び戻しを無視。
母に首をつかまれる。
こういう時、母は叱って終わってしまう。
が・・先生にはいつも、戻った瞬間に「褒めて!叱らない」と言われる。
爆走したことを戻ってから叱っても意味がない。戻ったことを褒めて戻ることを覚えさせる。
頭では理解してるんだけど・・つい、叱ってしまう。
コースを走っている途中で脱走はしなかったが、スタートに戻ると爆走。
待機席に行かなきゃいいんでしょ~とばかりに、
リンク脇のAフレームに走りあがり、てっぺんで仁王立ち。
もちろん、Aをあがることなぞ教えてない。
(障害を全く怖がらないことは、アジに向いている証拠ともいえるんだけど・・)
叱って降ろしちゃいけないんだよね?と先生に確認する。
冷たく「呼べばいい」
その次にスタートに戻ると・・・
とうとう、母の「ついて」を無視してフェンス際でマーキング。
先生がさらに冷たく一言「マズル持ってきちんと叱って」
いつもはここで大人しくなるが、今日はマズルをふりほどこうと暴れる。
久方ぶりにイオスに負けるわけにはいかない母、プロレス状態で抑え込む。
コース走行も絶不調だった。
イオスと2度クロスしなくてはならないことは検分で母にもわかった。
3番ハードルの手前でクロスですかと聞くと、
その狭い幅で無理でしょ?トンネルに入れて、出口で待つと自然にクロスできると言われる。
母、なんでそんな簡単なことを複雑に考えてしまったのか?
もう1回は2つ目のトンネルの出口でクロスする。
それでもいつもより簡単な気がした。
が・・
1走目
いきなり3番をスルーされた。
母がハードルに近すぎるのでそこで指示するとイオスにはハードルが見えない。
スタートに戻ってやり直し~。
2走目
4番トンネルをスルー。
母の指示遅れとたぶん外に走りすぎた。
スタートからやり直し
3走目
6番トンネルの手前でイオスが迷う。
母の指示遅れ。「ハウス」と言われなかったから、入っていいかどうか迷う。
母、ここでいつもよりイオスが走っているのに気が付き、指示をゆっくりした言い方に変えた。
とにかく母が指示が雑になるのを避けるのが最優先だ。
4走目
なんとかクリア。。
5走目
だけどまだ、スピードが出過ぎなきがするなぁと思いながら、スタートした。
そして・・この日のとどめ。
走行中、イオスとぶつかって母、飛ばされる。
「もっと私が大回りした方がいいですか」と聞くと
「避けてどうする!犬に負けてどうする!人間側が怖がるから犬が自分を通そうとするんでしょ。
人間がしっかり気迫があれば、犬がよける。」
スタートからやり直し。
怖いとは思わなかったから、内側へ入ることもできた。
気迫があったかどうかわからないけど、イオスもうまく回り込めて、なんとかクリアをする。
2度続けてクリアして終了した。
イオスとぶつかったことを「バッティング」というそうだ。
母が思っている以上にこれは避けなくてはならない事態だと生徒さんに教わる。
犬も人間も骨折、捻挫という大けがの可能性があるし、実際、怪我をされたこともあるそうだ。
そして、母は必死だからよくわからなかったけど、イオスに足をすくわれた形になって
母、頭からすなをかぶっていたそうで、相当な勢いでぶつかったみたいだった。
道理で、口の中がじゃりじゃりするわけだ。
手をついた覚えがないから、顔から転んだかな・・口の横がひりひりする。
落ち込む母に
「途中から集中できたし、完走したんだからOK~」
「練習会とかでないとダメだよ~」
と励ましてもらい、ちょっと上向く母に、先生が他の生徒さんに話してるのが聞こえてきた。
「人間が1度の指示を完ぺきにできてないものが、犬ができるわけないでしょ」
前後の趣旨から、教科書とおりのわんこ=人間の指示とおりに動く子だから
まずはハンドラーの技量を上げることが先決という話みたいだったが・・・
「人間が先。犬ができるのはその後。できないのは犬のせいじゃないから」というのは
イオスが爆走したりするのをイオスのバカ!あの、ご陽気犬め~~と思っているところだったから
ぐさっときた。
イオスが爆走したのは、不安があったのに、
自分が楽な方へ勝手に期待してしまった母の判断ミスだ。
今まで人気のない端っこでUPしたけど、反対に待機席前でUPしてみようか。
仕事から帰ってきて、排泄をそそくさと済ませ、速攻、バリケンに押し込んで、
バタバタと出てくるからなぁ~。
スクールについてから、一度バリケンからだして、時間が許せば(話し込む暇があれば)
ミニ散歩してみようかな。
なにより、自分が少しでもイオスの集中力に不安を感じたら、納得するまでUPしてみよう。
大会じゃないんだから。
「イオスと走れた記憶がまた活力になるよ」という親戚会の先輩の言葉を励みにまた頑張るよ。
いつか・・大会に出て、完走したいもんね。