2013年5月30日木曜日

アジレッスン2

アジの2回目のレッスン。
雨も18時前に上がった。
出陣ですね。

着いたところ、タイミングよく、パピーが2匹、
イオスが前回の初アジレッスンで学んだジャンプとトンネルを
組み合わせた短いコースの練習を始めた。

トンネルが曲がっているので、犬にとっては出口が見えにくいため
怖がる子もいるそうだ。
トンネルを出てジャンプに向うときの誘導が難しそう~なんて
ボサっと見ていたら、イオスの番になった。

まずは曲がったトンネルをくぐらせる。
イオスのイケイケな性格はここではプラスに働く。
全く怖がらずにクリア。
次はジャンプの復習。高さが先週よりちょっと上がった。
母の立ち位置が悪いとバーではなくバーがかけてあるスタンドを飛ぶ。
ハンドラーの熟練度がものを言うわけだ。





「トンネルくぐらせて、そのままハードル。向きはどっちからでもいい」
(おぉ~ついに連続技)
向かって左から入れて右に出る方がイオスが慣れた左にくるので
その方向から始める。
次は反対側から入って、ハードルに向かう。
1回目でクリア~~だが、2回目からつまづく。
母が急ぎすぎなのが原因。
焦って、「ハウス」でイオスがトンネルに入ったら、
ハードルのところで「こい」、ハードルのむこう側で「ジャンプ!」
これではイオスは出て来たら、
ハードルのむこう側に母のところへ一気にきてしまう。
初心者のイオスなので、トンネルの入り口で確実にイオスを迎え
ハードルにゆっくり向かって確実にハードルを飛ばせる。
なにをすればいいのかちゃんと理解させることが重要なのだ。

続いて反対側から。
この場合、イオスは母の右側を動くのだが、母が慣れなくてやりにくい。
その為、左から入った時より焦って「慌てない」と言われてたのに
「ハウス」と言った瞬間、「こい」と言いながら出口に向かってしまって
イオスは入口から出て、母の後ろを追いかけた。
その後も何度やっても、同じ。
助走をつけてもダメ。
「手に握ったオヤツしまって」
手に握ったオヤツが気になって、母の後ろを付けてるのか・・
手に何も持ってないと見せて・・ゆっくり誘導するとできた。
しかしここでイオスを見ていた母は顔をあげた瞬間にハードルを見失う。
迷走しながらもハードルを飛んでもらう。
あぁ~~ハンドラー次第。

途中、2回、脱走~
でも、まぁ・・しっぽブンブンで楽しくできたね。
きっと、ちゃんと走れたら、もっと楽しいよ。
がんばるさ・・(母の修行を)

2013年5月26日日曜日

梵天丸、逝きました

今日午前1時38分、梵天丸は虹の橋を渡りました。

とっても、安らかな顔です。

猫生、楽しかったかなぁ。

梵天丸は去勢したせいか、いつまでも子猫のようなフカフカの
柔らかい毛並でした。
夜はいつも母の肩のところで丸くなり、朝は「にゃ~ぁ」と
小さい声で起こしてました。
その時に頬に触る毛並が心地よくて、母がスリスリしてました。

自己主張もあんまりしなくて、いつもJr.のエレクトーンの後ろで
寝ていて・・


来客はのもとより母以外の家族は滅多に見れないため
「まぼろしのねこ」と呼ばれてました。

来てからずっとリリーには会うと「シャー」と怒られ・・
それでも、たいして、気にもしてなかったというか、
「は~い、わかりました~」みたいな。

 リリーさんはこんな寝方するけど、梵天丸は絶対しなかった。
丸くなって寝てたなぁ。
やっぱり、のらっこだったからか、リラックスが足りなかったのかなぁ。
イオスが来てからは、イオスの遠慮のない好奇心のために
追いかけられることもしばしば・・ストレスがかからないよう
イオスとは完全に分けて、お留守番してもらったけど・・
そのかわり・・リリーさんと一緒のねこベットで寝るようになりました。


火曜日に目の上が腫れているのを、久しぶりに梵天丸を見た妹が発見
すぐに連れて行けば・・
元気によく食べていたので、大丈夫だろうと・・土曜日まで待ってしまいました。
朝は1食分を少し残しました・・ちょっと元気がないけど暑いからなぁと
先生に診てもらい、目の上の腫れから膿を抜いてもらい
抗生物質を注射して、翌朝からの化膿止めと
お腹の調子が良くなればと言っていたサプリを少し出してもらい
14時に主人の父が亡くなったと、旦那からの連絡ででかけ
19時近くにJr.が帰宅したときには籠で吐いて、うんをして、ちーも。
Jr.がちゃんと始末をしてくれたのですが、元気がなかったそうです。
21時過ぎに帰宅すると・・抱っこした体が後ろにそり・・
先生に電話すると、「かなり危ないからつれてきて」と言われ
15分で到着。
低体温と高血圧。
先生は注射によりショック状態を考えたけど
それならば低血圧のはずなので、おかしい。
血液検査をすると白血球が40,000という異常な数値。
そのほかカリウム・ナトリウムなども限界値を超えてました。
水はよく飲んでいたのに・・脱水をおこしていて。

全身に感染症をおこしているのだけど、一気にここまできた理由が
わからない。とにかく、対処療法で点滴をします。
3時間かかるから、夜中2時に来てと言われ帰宅。
1時すぎに「もう、だめだとおもうからきて」と言われ行くと
うっすらと目をあけてましたが・・車の中で。。
まだ暖かいうちにJr.が抱くことができました。
それからJr.が全身をきれいに拭き、自分の教科書が入っている箱を
あけて梵天丸をおさめてくれました。



 こんなにまるまるとして元気だったころも。

義父は、梵天丸と接したことはなかったと思いますが
時々、Jr.に「ねこはげんきか」と聞いていたので・・
「お前も、そろそろ、ええんやないか」と一緒に連れて行ってくれたのかも
なんて・・。
(旦那はそんなことあるかと一蹴してましたが)
もし、そうなら、可愛がってもらえるかなとも。

梵天丸のふくふくしい写真はフィルムでしかないなぁ・・と
ブログの写真を探していて気がついた。
携帯の写真はついこないだ古い写真データが飛んじゃったし。

 なんか・・梵天丸らしい、ひっそりした旅立ちかな。
もう少し、ちゃんと通院してれば・・
いや、もう、ガリガリになって、目も見えてなかったし・・
旅立って、楽になってよかったんだ・・とか

12月からここまで梵天丸ががんばったのはたしか。
虹の橋のむこうでは、のんびりのんびりだね。

2013年5月19日日曜日

まねっこ

リリーのお気に入りの隠れ家??


母はいつも「りりーぃさ~ん。かわいいっ」とそのままにしてあげる。
イオスが近づこうもんなら、「こらっ、かまわない」と怒られる。
朝は母のストーカーとなるイオス。
あけたこの引き出しに・・・

 僕もかわいいですよね?お母さん。


いいけどね。。

そして・・いつもリリーと梵天丸が寝ていたねこベット。
かなり痛んだので、捨てようと出しておいたら・・

なんとか入れたです。

あとは・・お顔を入れて、丸くなったです。

 イオス~、手前が浮いてない?
上から見ると・・
半身、はみでてるし~

でも、気分は味わったかね。


なんでも、まねっこの末っ子???

2013年5月18日土曜日

ちょっとうわむき・・でもでも・・

朝起きると、梵天丸は籠の外で寝ていた。
中のシートをねこらしく、山にして足場をつくり、下痢っぴをしてあった。
ビオ☆ミンは効かなかったようだ。

獣医さんに午前中にいく。
熱はなし。
食べ過ぎとか一度にやりすぎとかはなんとも言えない。
ビオ☆ミンは効く子と効かない子が分かれる。
念のため、抗生剤3日。
整腸剤をごはんと一緒に飲ませる。
ごはんは少しづつ、回数を分ける。

足もしっかり立つようになったし、今日は出窓の籠から
Jr.のエレクトーンに自力で登ってきていた。
下痢以外はいい感じなんだけどな。

口内炎は少し色が薄くなった気がするが
先生に言ったら「う・・・・ん・・・・・・」

欲目だったようだ。

元気だったころの梵天丸
猫らしいふっくら感があるけど
いまや、ホネホネ。
また、こんな、ふっくら梵天丸にもどるといいなぁ。

2013年5月17日金曜日

梵天丸、食べ過ぎ?

薬が効いたか、今日も朝からすごい食欲。
以前食べていた量の9割は食べた。

帰宅して玄関のドアをあけると、そこにうずくまっている。
籠は台所に置いたから、ここまで歩いて来たらしい。
暑かったかも。
玄関でちーを発見。
やっぱり、嗅覚がダメで、トイレの場所がわからないか
筋力が衰えて、ガマン出来ないのか。
台所に置いた水はかなり減っていたけど、
リリーがよく水を飲むネコだからなぁ~~

猫のオヤツ(14g)をあげると完食。
トイレも済ませ、籠を出窓に置く。

18時半ごろに異臭!
籠でウンを大量にした。
後半はかなりの軟便で、下痢臭・・・
食べなくなって以来のお通じなんで大量なの当然だけど
梵天丸がお腹を壊したのは初めて。
急に、たくさん食べたからだろうか?
イオスにはよく効くビオ☆ミンを1/4錠あたえてみる。

今夜も食べたいだけたべさせていいのか?

リリーも元気だったころの梵天丸もよくお風呂場の水を飲む。
ネットで調べてみると、ネコの水を飲ませたいなら
ひと肌のお湯がいいらしい。
今夜はお湯を置いてみることにする。

あれもこれもすっきりよくはならないよね・・。
玄関まで動けるようになったんだから。
明日も補水に行くが、サプリはどうしようかな・・
サプリと聞くだけで恐ろしい値段を想像してしまう。
梵天丸が確実に良くなるならともかく
「効果は個体差が大きい」
まぁ、2Kの梵天丸にそんなに係らないとは思うけど。

母・・自分はサプリ未経験者なので、余計に懐疑的である。
だれか、飲まれせてみたことがある方いますか?

2013年5月16日木曜日

アジ レッスン1

本日、アジリティレッスンでびゅー。

母はわくわく・・どきどき。
スクールに着くと、木曜日の常連さんたちに
「今日からアジリティです。よろしくお願いします」と挨拶。
拍手で歓迎してもらう。

コース検分中なのですぐにレッスン。
「初アジのビデオ撮ってあげるね~」 お~イオス頑張れ。

まずは「ハードル」
小型犬用の高さで練習開始。
毎回、イオスをハードルに対してまっすぐ座らせる。、
最初はコマンドを言いながらリードをもち、ハードルを一緒に飛ぶ(またぐ)
イオス、さくっと出来る。
次・・人間はハードルの横を通過しつつ、イオスを飛ばせる。
イオス、さくっと出来る。
次・・ノーリードにして手で合図していいからイオスだけ飛ばせる。
   人間はハードルの横を走る。
イオス、さくっと出来る。
次・・イオスと一緒にならんでハードルに向かい、人間は一切動かず
   コマンド(イオスはジャンプに決める)のみで飛ばせる。
   イオスに「言葉」を理解してもらうため。
   ハードルからは50㎝以上離れる。
イオス、その場で飛び上がる。
母、つい手が動く。
   ハードルに1歩近づく。。またまた垂直跳び。「違う」とNGをだす。
   ハードルに前足ギリギリまで近づく。
イオス、垂直跳びでも、必然的にバーを落としながらも向こう側に行った。
母、「あ~」というと先生から「褒めて!」
とにかく、バーを越したら褒めて、ジャンプ=バーを越すと覚えてもらう。
母、ジャンプと言いながら前かがみになっていたそうだ。
これはNG!前かがみになる動作で誘導してしまうことになる。
遠くからジャンプ!で飛ばせないといけないことがあるので
あくまで「言葉」を理解させる。
イオス、数回で、この難関をパス。

次は・・・ちょっと高度ですよ・・。
ハードルを往復する。それも・・跳んだあと止まらずにUターンさせて
元の位置に戻して、休まず、続きでもう一度往復。
イオス、さくっと出来る。
母、誘導の仕方が間違っている。
  犬をハードル側に入れること。
  誘導する手は常にハードル側の手。なのでUターンしたら
  反対の手に変えなくてはいけない。
  何とか数回で理解。

休憩・・上級者のレッスン見学

「トンネル」
コマンドを決める。3文字の方が言いやすいので「ハウス」にする。
「ハウス」は家とか、バリとか、とにかくどこかに入ることと覚えてるしね。
先生がリードを持ちトンネルの入り口にたつ。
不安な顔のイオス・・
反対側の入り口から「イオス、こい」と呼ぶ。
イオス、さくっとトンネルをくぐる。
反対方向も、さくっとこなす。

リードを離して、一緒に入口に立ち、「ハウス」と言ってイオスが入ったら
反対側に走り、イオスを捕獲。(ちゃんとついてくれれば捕獲でなくてOK)
イオス、さくっと出来る。
母、不安なので、つい「こい」とコマンドをかけ、リードをがっつり掴む。

入口から1mぐらい離れて、歩きながら近づき、「ハウス」でイオスが
入ったら反対側へダッシュ、イオスを捕獲。
1度目は、母が走ってしまったので、上手く入口にはいれなかった。
入口までは犬が怖がらないよう、歩く。
2度目で・・
イオス、さくっとできる。
そして、反対側からも同じことをする。
イオス、もう、楽しくて楽しくて、ニコニコ!
くぐるスピードもドンドン早くなってきた。
そしてついに・・「今日はおいかっけこ遊びですね!」となってしまい、
母のところへ来るふりをしてしっぽブンブンでリンクを爆走、
「こい!」を無視して事務所へ乱入。
母が追いかけないので、事務所から顔をだし、
まずい雰囲気を察知して、戻ってきた。
マズルを持ち、顔をあげさせ、「遊びじゃない!」
練習再開。
その後、暴走することなく、終了。

母、トンネルの途中から、息が苦しくなってきた。
これは・・足腰鍛えねば。

イオス、帰宅後もへそ天。
結構、動いたもんね~。
「遊び」じゃないけど「母と楽しむスポーツ」になるといいな。

*撮ってもらったビデオは公開できそうなら・・。
*カメラが壊れたままで写真なしブログが続きますが
 携帯とか昔の写真とか・・あったら、載せます・・・。
 

オゾン治療とサプリ 5/16

今日は午前中のみの診療。
会社を遅刻して、診察へ。

まずは補水の点滴。
かなり、皮膚の弛みが改善してきた。
ご飯を食べたことを報告。
飲ませた時間と食べた時間を聞かれたので、報告すると
「よく効いたみたいですね」とのこと。
食べてる間は、薬をあげなくていい。
食べなくなったら、1錠あげてください。とのこと。

酷かった口臭がなくなった。
オゾンの殺菌作用が効いているらしいが
口内炎そのものに効果がしっかり現れるのはもう少し先とのこと。
口内炎で口も開けさせなかったが、今日は喉の奥まで見て貰えた。
口内炎ではあまりない腫れが喉にあるので腫瘍も考えれるかもとのこと。

そんな・・
「腫瘍ですか・・??」
「あくまで可能性の一つ。腫瘍の腫れはもっと嫌な感じなんだけど
 ちょっと違うし・・。この状態で全身麻酔で組織検査はやらない方がいい
 口内炎が原因で膿がたまっている可能性が高いと思ってます。
 細菌性の病気である鼻と口内炎のための治療をとにかくしましょう
 薬より免疫力を高めるサプリとか使おうと思ってます。
 アガリスクなど菌類から作った液体なんですが・・
 一度、考えてみてください」

月曜日に返事をすることにして帰宅。

仕事から帰ると、ネコトイレ近くに置いた籠に梵天丸がいない。
居間の座椅子に移動していた。

ちーは・・イオスのトイレと床と座椅子(泣)

でも自力で動いたんだよね。
夕方、リリーと一緒に少しカリカリを手から食べ
イオスのスクールあとにネコのオヤツ・・とろとろゼリーをすこし
8時過ぎにまたカリカリを1回分の1/4ぐらい

ウェットの方がいいような気がしていたがカリカリを欲しがる。
先生が言うには
カリカリの方が喉に触らず、丸のみに近い形で食べられるのではと。
なんでもいいや・・
食べてくれるなら。
1回に15分以上かかって、少しづつ食べさせるのは
忙しい主婦にはツライ・・
しかし・・食べてもらわないといけないんだから、早起きするか!

梵天丸 5/15

自分の歯医者・Jrの接骨院・梵天丸の病院

これを夕方7時までに回るため、早退。

まずは梵天丸を同乗させて、歯医者へ行き、そのまま病院。

昨日の夜から、大量のちーをしていること。
ニュートリカルをホンの少し嘗めただけなこと。
首をあげるようになったこと。
を報告。

脱水症状は改善されてないので、引き続き点滴。
食べないと免疫力がつかないので、なんとか食べてもらうため
腸の活動を活発にする薬を試すことにする。
体を動かさないと腸も動かない。
腸が活動しないとお腹はすかない。
Vomitbuster 5㎎ 1日1錠
小さな、胃腸薬のような色(ベージュ)の錠剤。
ほんとにこんなんで食べるんだろうか??
半信半疑の母である。

取りあえ7時すぎに飲ませた。オゾンも口に入れる。
8時、ニュートリカルととろとろフード+15歳以上のウェットフード 
食べようとするが、2,3口で嫌がる。
11時 リリーにごはんをあげていると「にゃーにゃー」うるさい。
数粒、カリカリを手のひらに乗せて口にもっていくと、
ものすごい勢いで食いつく。
指まで喰われた・・・・。
追加で少しづつ手のひらに乗せ、あげるとすごい勢いで食いつくが
上あごに触ると痛いのか、首を振ったり、前足を口に入れようとしたり。
それでも、1回分の1/4ぐらい食べた。

今まで痛み>食欲 だったのが 食欲>痛み になったみたいだ。
オゾンはすぐに効かないらしいので、お薬が効いたみたいだ。

梵天丸 闘病日記 オゾン治療  5/12-14

GW過ぎから、とろとろのオヤツと15歳以上用の総合食の混合食を
食べる量が減り、自力でトイレに行けなくなった梵天丸。
量を食べていたから、止めていたニュートリカルを追加。
5月12日
朝はニュートリカル+ウェットフード+とろとろオヤツを食べていたが
夕食から食べず、トイレも連れていくまでガマンできず、
かごのシートでしてしまう。
5月13日
朝はニュートリカルを少し嘗めた。
帰宅すると、かごでウンもチーも。
夜はニュートリカルも嘗めない。
シリンジで2mlぐらい水を飲ませる。
口内炎は喉まで・・・口臭も。
5月14日
トイレに連れて行っても座り込んでしまう。
朝は水を2mlぐらい。
病院行を決断。
延命治療をしない方針だけど、
原因が口内炎という治癒が可能な病気であることを考えると
まだ延命以外にやることがあるかも。

しかし・・

かかりつけの野戦病院は予約でいっぱい。
迷ったが、セカンドオピニオンではないが、
市内で「猫が得意」と評判の先生のところへ行くことにする。
以前、我が家の自動車にぶつかってしまったサギを保護してくれた先生。

「これはすごいなぁ」
「延命治療をするしないの前に、原因を追究する検査をしたいですね
口内炎の原因は2つ。猫エイズや白血病などウィルスが原因のもの。
細菌感染のもの。
エイズなら完治はしないので、緩和ケア・延命治療。
細菌なら、治療完治もあります。」

野戦病院では検査をするまでもなくウィルス系はないだろうとの見解で
ここまでひどくないこともあって、ご飯が食べれるように
痛み止めを打っただけだった。
検査を改めて野戦病院ですることもできるが、明後日まで見て貰えない。
そこまで、梵天丸が持たないだろう。
それに、ネコが得意な先生だけに、治療方法もいろいろ提案してもらえた。

今回はこちらでお世話になることにしようと決める。

こちらの先生は検査の必要性として
治療方法が全く違うし、
ウィルスの治療方法は細菌性の病状を悪化させ、
細菌性の治療はウィルス性を悪化させるとのこと。
なので、検査したうえで、確信をもって細菌性の治療をとのことだった。

「細菌性なら治癒する可能性はありますか」と聞くと
「可能性はかなり高いです。細菌性の場合、新薬がいろいろ出ていて
試せる薬が多く、その分治癒できる可能性も高いです」

そうか・・治るかもしれないのなら・・
しかしその大前提は細菌性と確定すればの話。
検査でウィルスと言われれば、それはそれで腹を括れるではないのか?

検査結果まで10分とのこと。
検査をお願いする。

「エイズでも白血病でもないです。腎機能も正常。ただかなり負担がかかっていてナトリウム値は限界。つまり脱水症状なんですぐに点滴しましょう。
腎機能が正常なんで、口内炎の治療のみです」
以外にも栄養不足・貧血もOKだった。

補水の点滴をしながら、治療方針について説明を受ける。
「オゾン治療でまず痛みを取る。普通の酸素はOが2つですが
Oが3つくっついている・・・・気体で吸うと毒なんですけど
普段は・・・常温だと・・・」
母は高校時代、化学は全く受け付けなかった・・ので・・理解不能。
とにかく、このオゾンが冷蔵庫だと固まってるので、
それを口に耳かき1杯分ぐらい入れてあげる。
ある程度、痛みが取れたら、薬を飲ませる。
薬は効きそうなものから順番に試すしかないそうだ。
筋肉注射の痛み止めを打つ。
ここ1ヶ月、ほとんど動いていない梵天丸は筋肉がなく、
筋肉注射にならなかった。

天国へ返すまで、痛みや苦痛から少しでも離してあげれればと
思っていた母は、思いもしなかった「治癒」の可能性で舞い上がる。
100%ではない、体力的に間に合わないかもと言われているのだが
気持ち的には治ると思ってしまう。
現状は緩和ケアと同じことをしてる段階だから、万が一でも、
少なくとも、梵天丸の痛みは和らぐんだから・・。

大好きなニュートリカル、夜も嘗めなかった。
そんなに劇的に回復するわけないよね。
現状は緩和ケアと同じことをしてるから、

母がお風呂に入っている間に、シートにチーをしていた。
点滴したからね~
トイレにもう少し早く連れて行ってあげればよかった。
全身を拭いて、オゾンを口に入れて、寝かせてあげる。

痛み止めが効いてくれるだけでも、ゆっくり寝れるよね。



CDⅡ合格しました。 5/2

無事、CDⅡ合格しました。

イオスの学校は公認訓練所なので、試験は学校で実施されました。
いつもの場所でいつもと同じことをするだけです。

なのに・・もう、母の心臓はバクバク。
訓練競技会で受ける人って・・すごい。

イオス 母が落ち着くよう、入念にアップする。
母に感応したか落ち着かないイオスをがっちり締めながら
リンクの端っこを数歩づつ「つけ」をさせながら歩く。
「つけ」のコマンドをかけなくても、さくって座るまで続ける。
端っこから見ていた先生から
「もっとちゃんと褒めて!アップのときはオヤツ使ってもいいから
イオスのやる気を引き出して!」と最後の檄?がとぶ。
ギャラリーを前に失敗したらどうしよう・・とかいろんな雑念を払う。

「お願いします」とスタート位置につく。
最初の紐付き側脚歩行が一番、心配。
スタートは・・思いのほかいい感じでついてくる・・と、思ったのもつかの間
ふわ~~っと離れかける。
早めに絞めてないと!「ダメ!」 思わずリードを引いてしまう。
(しまった~~減点が大きくなる。先生、気が付いたよなぁ・・)
都合のいいことを祈る母だが、先生が見逃すはずはない。
悪い癖ほど、出やすいもんです。
2こめのコーナーで・・直進しそうになる「つけぇ~!」
なんとかたどり着く。
「走れ」・・速歩の方がなんぼかマシなイオス。
(いいんでないのか?)と思った最後のコーナーで母とぶつかる。
つまり直進しようとしていた?少なくとも母の動きに注目してなかった。
(うぅ・・大丈夫か)
紐なし側脚歩行
イオスは紐なしの方がマシだ。
だが・・最初の直線で駐車場から犬の鳴き声。
顔が駐車場を向き、駐車場の方へ膨れる。
「ついて!!!」
この一声が、思いのほかイオスに効いたみたいで、母の顔を見て歩く。
復路は「にこっ」笑って、母の顔を見て走る。
コーナーもちゃんとぶつからずに回った。
「つけ」でスタート位置に戻り、ほっとする。
ここで気を抜いてはならない!と気を引き締める。
(イオスに集中。)

「停座及び招呼」
「待て」をかけて、振り返りたい気持ちを押さえ
(大丈夫・・大丈夫)所定の位置へ歩く。
先生の合図を待ち「こいっ」「つけ」
スタート位置に戻る。

「伏臥」「立止」
「ふせ!」(思わず、ビミョウに右手が動く・・)
イオスは少し前足を内側に動かしてしまった。
「座れ」
「たて」
これもイオス、前足を内側に向けてしまった。
でも・・ちゃんと後足を引いて立ったし、前足を前には動かさなかった。

「常歩行進中の伏臥」
これは自信があったのに・・・
「伏せ」とコマンドを出したあとの背後の雰囲気でちょっと振り返ると
私のコマンドがハッキリ聞こえなかったみたいで、
座れと伏せの間の格好で、戸惑ったように顔をみていた。
得意課目との安心感で、母の声が小さくなったのだ。
慌てて、「伏せ!」と大きな声でコマンドを出す。
(できるだろうか)と不安になったが、ちゃんと伏せた。
所定の位置まで「伏せたまま待てるはず」と念じて歩く。
伏せたイオスまで戻り「座れ」をさせた後、スタート位置までもどり「つけ」

「常歩行進中の停座」
ハッキリ言って伏臥より、数倍心配だった。
しかし、1声できちんと座れた。
コマンドをかけたあと、心配でちょっと振り返ってしまった。

「お手、おかわり」
ほっとした母、大失敗。
「全ての行動は試験官が合図してから」というのを何度も注意されたのに
「お手」を合図する前に言ってしまい、
「まだです。最初からやり直して下さい」
(やっちまった・・。)
イオスは合ってるよと、「いい子だね」と褒め、元の位置に戻る。
2度目は無事に終了。
イオスが手を引かないか心配したけど、ちゃんと乗せたままでいた。

「遠隔停座からの伏臥」
「待て」をさせて所定の位置まで母が移動。
「伏せ!」今度はほぼまっすぐに伏せた。
イオスのところまで戻って「座れ」

「据座」
「待て」とコマンドをかけて、母が所定の位置へ歩く。
ここでも母が失敗する。
所定の位置を間違え、注意される。
母が改めて動くと、イオスは終わったと思って動くのではと心配したが
イオスは停座のまま動かなかった。
(いいぞ!イオス)と目で訴える。
ここで最大の危機が・・
なんと、先生が預かっている子が犬舎で吠えだした。
イオスが頭を動かす。
まだまだ・・吠え続ける・・声も大きくなっていくような気がしてきた。
(うぎゃ~~~ぁ。)
(ダメだ。私が動揺したら、イオスが・・。なにも聞こえない。
 何も吠えてない!!何も聞こえないっ。落ち着け~)
自分に言い聞かせ、必死にイオスの視線を捉える。
イオスが頭を動かすのを止め、母の顔をみた。
なけなしの目力をはたいて、見返す。
たった30秒の長かったこと・・・
先生の合図でイオスのところに戻る間も、ハラハラだった。
イオスの左側の定位置に戻ると、イオスがテヘって顔で見上げて来た。

「はい。いいですよ~~」

イオスにとっておきの「カレイのひもののおやつ」を2切れもあげる。
よくやったねぇ~~
減点は母がもう少しがっちり集中させれば減らせたかも。
でも、でも、最後までやりきれてよかった。
よく吠え声にガマンした。

さて・・得点です。
紐付き側脚歩行    7.8
紐なし側脚歩行    8.8
停座及び招呼     9.5
伏臥           9.5
立止           9.7
常歩行進中の伏臥  8.5
常歩行進中の停座  9.2
お手・おかわり     9.3
遠隔停座からの伏臥 9.8
据座           9.8
CDⅠ          45.3
CDⅡ          91.9
「側脚歩行の集中力が欠けるがその他は作業良好」

一番初めに習う側脚歩行。
でも、この課目が一番難しいと思う。
なにをして欲しいのか伝えにくいというか・・
「側脚に始まり、側脚に終わる」という感じだ。
からみつくような側脚歩行目指して、これからも、自主トレだ。
ほんとに難しいなぁ。側脚歩行。

レッスン46 4/30

休んでいた間の記事です。
レッスンの記録。メモ書きだけど、イオスとの悪戦苦闘レッスン、
最後の〆なので、残しておこうと思って。

24日に最後のレッスンを入れたのだが、大雨。
もちろん大雨でも、レッスンは出来るかもしれないけど
前日、全く寝てなかった母
そんなパワーなど、どこを押しても出てこなかった。

それでも30日に予約を入れる。

30日、先方とお話しをしに行く前にレッスン。
集中できるか我ながら心配だったけど
「イオスには関係ない。イオスに(あるかどうかわからんが)力を発揮させてやらねば。」

模試形式。
先生が試験通りにラインをマーク。
自分がOKだと思えるまで、じっくり集中させるように言われる。

「OKです」と、言うと
「では、スタートについて。今日は僕も本番通りに指示をだすから
その指示に従って、必ず、僕の指示を待って次の行動をすること」

側脚歩行(往路-常歩 復路-速歩)、紐なし側脚歩行(同じ)
伏せ、立て、招呼、歩行中の伏せ、歩行中の座れ
選択科目
お手おかわり、遠隔の伏せ、据座(まて)

側脚は歩く速さは、数値で規定はないので、
その日のイオスを見て変えていいけど一定の速さを保つこと。

やはり苦手の歩行中の座れはちょっと気になることがあると出来ない。
偶々、リンクの外の道をおじいさんがイオスを見ながら歩いていた。
低くウゥゥと言いながらガン見。
素早くマズルを持って、「ダメ!」と注意するものの、
お座りしなかったり、中腰のままだったり。
スタート前に母が状況を確認できるほど落ち着いていれればいいのだが。

先生、今回はイオスより母のレッスンに熱が入る。
「とにかく、私の指示や合図をしっかり見て。」
先生の合図がある前に次の行動に移ってしまう。
たとえば・・招呼。
先生の合図があるまで、イオスに「待て」をかけてはいけないのに
さっさと「待て」とか言っちゃうし、
遠隔の伏せも先生がどうぞって合図してからコマンドをかけるのだが
トットとコマンドをかけてしまう。

見ていたアジ組さんだけでなく
ニヒルな先生まで珍しく・・「ハハハ・・・」と笑いだす。
「気持ちはわかるけど、最後まで落ち着かないと~」
「とにかく、このまま無事終わりたいっ。早く終わりたいと思うと・・」
「わかるけど、競技会じゃないから、ゆっくり確実にやりましょう」

その後、
受験のあとの申請やら
所有者名義の変更やら
JKCへの入会やら・・
アジを始めるなら・・クラブに入会が必要なだけどうちでいいのかとか
あれこれ説明をうける。

うぅぅぅ・・という出費だが、これからの必要経費だから仕方ない。
名義変更、お値打ち期間にちゃんんとしとけばよかった。

会員証には写真も貼れるが、
イオスには「キリリ」とした写真がないから却下。

さぁ、頑張るぞ・・
神様、お願いします。

2013年5月10日金曜日

ご報告

今回の件では、皆様に大変、ご心配をおかけしました。
2週間たち、被害者の家族の方との話し合いも、
ある程度の方向が定まりました。
幸い怪我は打撲のみなのですが、ご高齢のため、歩行への影響がでて
歩行が困難とのことで、まだまだ係りそうです。

二度とないように心掛けていきたいと思います。


当日は後悔と不安のあまり
パニックになってしまい、なにかにすがりたい気持ちで
ブログに記事を書いたと思います。
そんな、イオス母に、アップして数分で電話やメールを頂きました。
びぃびぃ泣く私に付き合ってくれた方
訳のわからないメールに、今すべきことを冷静に諭してくれた人。
日常の会話を明るく、付き合って下さった方。
もうイオスの飼い主の資格なんて・・と投げ出しそうになってる私に
「義務」と「責任」の言葉を思い出させてくれた言葉もありました。
どのコメントからも、暖かい気持ちが溢れてて、またまた泣いてしまいました。
「こんな時こその親戚会だろう!」「こまった時こその仲間」
その言葉がとにかく嬉しかったです。
殆どの方が1回会っただけ、数回会っただけ、一度も会ったことがない。
それなのに、本当に親身になってもらい、とても嬉しかったです。
まるで、すぐそばで大丈夫と言ってもらってるような感覚でした。

イオスは私が思っているよりずっとたくさんの愛情をもらってました。
幸せなやつです。
親として、こんな嬉しいことはありません。

なんと言っていいかよくわかませんが
よく、ブログ上の付き合いなんて・・・と言う方がいますが
たった数行のコメントを通じての付き合いでも
気持ちを通じ合えることもある。と心に沁みました。
そんなつながりを運んできたのは
足元でくうくう寝てるイオスなんですね。
不思議なものです。
たぶん、イオスを迎えなかったら、ぜったいぜったい一生会うことも
話すことも、お互いそういう人間が存在してることすらも知らなかったはず。
年齢も仕事もなんの接点もないんですから。
でも、そんな出会いだからこそ大事にしなくてはバチが当たる。
こんな素敵なつながりはこのブログを始めたからこそ。
そう思うと・
もう書く気持ちにならないと思っていたブログですが
「続けようかな」と思い始めました。
今までのように、とりとめない、ちょっとニガ笑いの日常。
迷走する訓練。「このバカ息子~~」な日常。
また、イオスとの暮らしを綴ろうと思っています。

数日、散歩にでるのも気が引けるというか気が滅入って
暗くなってから、まさに「闇に紛れて」出掛けていました。
でも・・仕方なく出かけた日曜日のお昼間
いつもの道でいつものように「来たね」とイオスを撫ぜてくれる人
いつものように、冷たいお水をたっぷり出してくれた人
はじめて会ったおばあちゃん、小学生の男の子とお母さんも撫ぜてくれ
「毎日通る?また会える?」と聞いてくれました。
イオスはお散歩道でも、愛情をたっぷりもらってます。
それは、心がぽっと温かくなり、またまた泣きそうでした。

イオスが皆に可愛がってもらえるように
散歩などではリードを離さないなど基本のマナーを守り
安全を期していかなくては・・と思いました。

本当に本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。