2012年8月9日木曜日

レッスン27

本日は出遅れたところ、アジ組さんが5組、コース取りを始めていた。
これは・・1時間以上待たないといけないね。

ゆったりと見学していたら2組目が終わったところで、
「今日は待ての練習するから、
イオスをリンクの外でリンクの中を見せるように座らせて」と
レッスン開始となった。

犬に反応しない練習は今まではイオスがリンクの中を動いていて
囮の犬はリンクの外でお座りしていてくれた。
今日は中でワンが楽しそうに疾走してるのに
自分はリードでつながれていて、動いちゃいけないって。
ハードルたかっ。

イオスは「待て」は得意だが、
目の前を疾走するワンには流石に腰が浮いた。
すかさず、「ダメ」と言ってリードを引く。
まぁ得意科目なので、とりあえず動かないで待てるようになった。

次・・
「僕の車のまわりを左まわり。集中できるまで、まわり続けて。」
車と1Mと離れてない水場には
レッスンが終わったばかりのワンが水浴びをしている。
車を左周りで行くと、車の左側から回ったところで、
水場のわんとリンクで疾走するワンが同時に目に入り、
イオスはそのまま水場と車の間を通る仕掛けとなる。

案の定、水場を通りすぎようとした瞬間を狙ってイオスの足が外に向いた。
その瞬間、リードショックをいれる。
イオスは母の隙を狙って水場に近寄ろうとしてなかなか集中できない。

(オラオラ!とっとと、集中せんかい!)辛くなってきた母の気迫に押され
10周以上したところでようやく
(へいへい分かりましたよ)みたいな目でチラ見をしてくっついてきた。
「はい、右回り」

なんとかできたところで
「今度はリンクを背中にして、駐車場に向けて待て」
駐車場では次のペアがウォーミングアップの散歩中だ。
もう一度リンクに向けて「つけ」。
問題なくできた・・と母の気が緩み、先生の視線がアジ組さんに行った
その瞬間、イオスは水場のワンコに向かってダッシュを試みる。
母を嘗めるんじゃないっ。
リードを引っ張り、「ダメ」と叫ぶ。
振り返った先生が「しっかりマズル持って、リードで持ち上げて」
「ここはしっかり叱って」
片手でイオスを吊りあげ、もう片手でマズルを掴んで
目を見てしっかり「ダメ」と言い渡す。

「今度は走って、左回り。」
「次は右回り」
水場のワンも待機し続けてくれている。
いつもなら、走る方がイオスは集中する。
しかし、いつも自分が入るリンクにはいれないわ、
いつもより長時間、歩行訓練してるわで
既に嫌になって来ているイオスは水場を通るたびに隙あらば…状態だ。
「もう一度、リードで持ち上げて、マズル持ってしっかり叱って」
マズルを持たれてイオスは今度は振りほどこうとする。
ここで振りほどかれるわけにはいかない。
リードをしっかり持って、マズルを持って顔をあげさせ、目をみて
「ダメ」ときつく言う。
イオスが折れて、体の力を抜いた。

「リンクに向かって、伏せで待て。リードを離して後へ下がる」
「伏せ」になると待ての精度が落ちるというか落ち着かなくなる。
1回目は、「よし」と言う前に動いた。
  先生に褒めるまでの動作をもっとゆっくりするよう注意された。
2回目・・OK
3回目・・伏せをしていたが勝手に休めをする。
 休めの方が楽な姿勢だとは思うが「OUT」だ
 「こらっ」ときつく言うと
 「待てというコマンドは聞いてるんだからそこまでキツク言わなくていい。    
 もっと優しく注意して」
4回目・・休めになるのを優しく「だめ・ふせ」と指示をする
      かなり不満げだが、ふせに直した。
5日目・・OK
2回続けて出来たところでおしまい。

新しいことをするというより、精度を上げる訓練は母子ともにキツイ。
目新しいことはないだけに、精神的にハードな気がする。

褒めるのと同じで「叱るときも強弱をつける」
「なにをしてるん?あかんやろっ」なのか
「よく頑張ったけど、もう少し頑張った方がいいよ」なのか
イオスなりに頑張ったけど、ちょっとサボってもいいかなって
手を抜いた時は頭ごなしに怒ってはいけないんだなぁ。

相変わらず、1レッスンで2回ぐらいはマズルを持つのだけど
始めたころは、イオスに力づくでふりほどかれ、
先生に助けてもらったり、暴れるイオスとプロレスしてた。
イオスはあの頃より逞しくなってるから、
その気になったら母なんざ突き飛ばせる。
それなのに「チッしかたねえな」と折れてくるようになった。
感慨ぶかいものがある。

絡み付くような側脚歩行が出来るまで・・頑張るぞ。
それが出来たら、アジにも挑戦したいと野望を抱く母である・・
御殿場でお世話になったコッカーチームさんが
撮ってくれたイオス。
ちょっと、お利口っぽく見える(親ばか)
いったいいつの話やら~~

4 件のコメント:

いずみ さんのコメント...

アンバーは、何も訓練しないから一番の劣等生みたいです。
待て、ハウス、来い、だけ出来ます。
飼い主は、これで十分だと思っているからこれ以上の進歩はありません。

タビ介 さんのコメント...

いずみさん
充分です。
他にこれって悪戯しないアンバーですから。
異父兄弟だけど母は一緒なのに、
正確が違いすぎです。とほほ・・

tkr さんのコメント...

うぅ!ウチのマズルを持つ事を諦めちゃってました。 やっぱり、やり続けきゃいけないんですね。 マズルを持つと強く反発して口を開けて噛もうとしてきます。 今日から少しずつ負けない様にやってみます。

タビ介 さんのコメント...

trkさん
マズル持ち苦戦中?
訓練以外にもマズルを持てると
万が一、お医者さんで首をおさえなきゃいけない保定のときに犬も人もパニックにならない・・というのことなので、パウダーちゃんにも慣れてもらうといいね。
女の割には手の大きい私でも、イオスのマズルは回りきらないから、最初は両手で絞めてました。
イオスの先生は強硬に抵抗するイオスに・・
イオスの背中にまたがって、体重をかけ、座らせてあごの下から持って首が上がったところで上からも手をまわしてしっかり持つ。
これでも、後ろへ下がって振りほどかれそうなときは腰を降ろして、イオスをフセさせて
覆いかぶさるようにして、抑え込み。
プロレスでしょう?
そのほか・・腕で首をあげさせる方法。
後ろ足を払い転がす方法・・・
K-1?柔道?
「絶対に振りほどかれたままにしないこと」
と抑え込めるまで戦いつづけましたよ(泣)
パウダーちゃんにイオスまでのパワーはないから、このスパルタ策も後から持つやり方ぐらいまでで大丈夫だと思います。
家族全員が出来ること。ってのも大事だそうですが、いまいち要領の悪い旦那は未だに
振りほどかれてる(_ _+)