2014年3月27日木曜日

アジレッスン24

快晴。温暖。
こんな恵まれた天気っていつ以来かまるで記憶にありません!

散歩に行ってきていいですか?と断ってリンクと田んぼの周りを一周。
戻ってきたら、「イオスだよ」
大急ぎで検分。
先に走った生徒さんがコースを教えてくれる。

小回りしなくてはならない部分が2か所。
その反対に次の障害まで距離があるところもある。
同じ障害を2回跳んだりする、母にとっては複雑なコース。
なんとか頭に叩き込み、イオスを落ち着かせるように、「つけ」「まて」「こい」を繰り返す。

今日、母は密かにひとつハードルを上げた。
ハーフチョークも外す。
アジはカラーもつけないのがルールだということだけど,イオスはつけたままだった。
不思議なもので、カラーひとつで、イオスの落ち着きが違うのと、
捕獲するのにカラーがあるのとないのとでは大違いだから、外す踏ん切りがつかなかった。
が!そろそろ1年。
勇気をもって、外すことにした。


③のトンネルを出たイオスは④を跳んだあと、その正面の⑫ハードルを跳んだ。
真横になる⑤のハードルは、イオスからは見えないのに
コースがわかっている母はイオスが何が見えるか考えずに
自分だけさっさと⑤のハードルへ走り、「ジャンプ」と叫んでいた。
イオスを「こい」と呼びながら、⑤のハードルへ走らなくてはいけない。

⑦のトンネルから出たイオスを⑧のハードルへうまく誘導できない。
挙句、ハードルを母がなぎ倒す。
「ハードルに寄りすぎ」
いままでは、ハードルにしっかり寄って、イオスに跳ぶ位置を教えるコースだったが
今日は母が意図的にうんと後ろに下がり、イオスを外側から跳ばせないと
次のハードルを跳べないコースらしい・・・。
先生の指示のとおり、外へ膨らんだつもりが・・
「もっとそと!」
「ここぐらいですか?」
「もっと!」
そんなに離れたら・・と怪訝な顔をしたら、先生が来て
「僕がここにたってますから、ぶつかるまで下がって」と体当たり?指導。

検分のときに、犬の目線でコースを見てないと、コマンドのかけ方や
立ち位置を間違ってしまうのか~とようやく気が付く。
次回からは、イオスがここを跳んだら、イオスにはなにが見えるのか。
連続ハードルの場合、イオスはどこに着地しないと次が見えないのか。
なんていうことを確認しないと・・・・。

ここまで、コースを細切れに何度もやり直しをしていて、あきらかにイオスの集中力が
なくなってきているなか、マーキングを隅でしかける。
「ダメ!こい」でなんとか踏みとどまったので、
「いいこだね。もう少し、頑張って」と声をかけつづける。

ようやく、⑩のトンネルから⑬ハードルまでいきつき、最初から通して走ってみる。
⑤で母がハードルをなぎ倒す。
2回目
⑧で外側へ下がりきれす、⑨をスルー。
その後、何度かやり直して、ようやく、バタつきながらも、ゴール。

⑤ハードルで先にハードルの前にでて、イオスを受けるやり方のほうが後が楽ということで
そのやり方でも走って終了。



「ぷち練習会」のポスター。
先生に「イオス出してみたいのですが」と相談してみると
「いいですよ。ビギナークラスで。ここにきている方ばかりだし、いいと思いますよ」
以外にもいい感触。
ついでに逸走についても相談
「会場から道路まで近いので、安全上の配慮は皆でしますし、
 逸走したら、それはそれで、乗り越えないといけないので、対応も探りましょう」とのことだった。
で・・勢いで、参加者名簿に名前を書いてしまった。
ひょえ~~~~~っ。

ベテラン生徒さんに逸走のことを話すと
《逸走するかもと思って参加するなら、参加しないほうがいい。
逸走なんかさせるもんか!と言う気迫で参加すること。
とはいえ、逸走やら、ハードル1本めからくぐったり、スタートで動いたり
だれもが通る道だから、誰もそれを咎めたりしないから、気後れせずに練習会にでること。
出ないと、対策も練れない。》
と厳しくも暖かいエールを頂いた。

やっぱり、逸走はハンドラーの心の強さも大きいんだな。と改めて思った。

先生には「場所わかる?」と地図のコピーまで頂いた。

ようやく練習会へ足を踏み出したことに、皆さんから「がんばろ=」と後押しを頂いて
イオスと一緒にこの山、必ず乗り越えようと決心。
きっと、乗り越えたら、いい景色に会えるはず。。




4 件のコメント:

カンチン さんのコメント...

タビ介さん
イオスくんすご〜い!
頑張ってますねぇ〜
ボスなんて逃走間違いなし!(笑)
こんな事自慢にもならなーい!(^^;;
イオスくんも楽しいだろうなー。
一緒に出来るっていいですよね!

まる子 さんのコメント...

いよいよですね!
でも、いつもと違う雰囲気も漂っているし、場所も違う。
たび介さんの緊張感を拾ってしまうだろうし、いつも通りに出来なくて当たり前。
だから、慌てずにね。
たび介さんが集中しないと、イオスも集中出来ないですよー。
練習会は、何が出来て、何が出来ないのかを確認する場所。
それを忘れないでね。
と、私も自分に言い聞かせてみる。

タビ介 さんのコメント...

カンチンさん
基礎の服従も、アジも、人様の倍は時間がかかってるかも。イオスも山中を駆け回る可能性大なのですが、私の全オーラを絞り出して脱走阻止を図りたいと思います。

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
いよいよ・・です。この1歩まで遠かった~。先生は生徒が言い出すまで競技会もテストも勧めないので、私が「出よう」という気持ちになるのに時間がたっぷりかかりました。まる子さんの「お腹が~」の気持ちがちょっとわかりました。当日を思うだけで胃がキュンキュンしてきます。
そう、まずは集中して余分なことを考えないことですよね!もう初めてなんだから、失敗して当たり前!今後、競技会に向けて、何を注意していったらいいかを見る場所なんですよね!
うぅ・・でも、どきどき・・。