2014年7月31日木曜日

レッスン31 「はぁ~ってなるからだよ」

6月26日以来、約1ヶ月ぶりのレッスン。
前回は大荒れだった。
長い待ち時間を上手く過ごさせてなかったのが主な理由だと思っていた。
今日は待ち時間も短かったし、リンクに入ってからもちゃんと「待て」「こい」などが出来たので
すぐにスタート位置へつけた。

ところが・・1回目のトライでハ―ドルを跳び損ねたので、呼び戻そうとしたら、逃走。
2回のスタートにつけても、そっぽ向いたまま。
スタートで母に側脚据座から、大逃走。
最初のハードルもガンとして跳ぼうとしなくなった。
やっとの思いでスタートすれば、間違ったとたん、好き勝手に走り回る。
呼び戻しは母の顔を笑顔で見つめて、遊びに誘う。。。

最後は「間違えても止まらない!。やり直しはそこから!」と叱咤激励されながら
とにかく、最後まで、走り終了。

いったい、なにがどうなってこうなるのか・・もう理由がわからない。
先生に、この数回、急な荒れようはなぜなんでしょう?と聞いた。

一刀両断。
「失敗したときに、はぁ~ってなるからだよ」
「あとは、服従が甘くなってる」

先生のお話・・・
ハンドラーとして初心者だから、失敗してもそれは仕方ない。練習すればいいこと。
でも、私の問題はその時の表情。「はぁ~~」ってすっごくガッカリというか
落ち込んだというか、ヤな顔をするのがダメ。
犬はハンドラーの表情に敏感。
そんな表情をみたら、「お母さん怒ってる?何が悪いの?やだなぁ~」ってなる。
失敗しても、イオスには笑顔で接しないとダメ。
足を止めずに、「もう1回がんばろっ!」とか「上手にできたねっ」とか犬の気持ちを
ひきたてていかないとダメ。

言われてみれば・・・イオスが荒れだしたのは、母が90度に曲がっていく連続ハードルに
苦手意識が強くなって、「あ~今日もできなかった・・・」ってなったころから。
世界戦も視野に入っているベテランさんたちと一緒のレッスンで妙な焦りにはまっていたかも。
「できなくてあたりまえ」とは思えず「また、今回も失敗した・・」
「また失敗するかも・・」と悲壮な表情で立ってたかも。

言われてみれば・・・ベテランさんたちはコース上で滅多に犬を叱らない。
絶えず、犬に声をかけ続けている。

言われてみれば・・すごく当たり前かも。
一生懸命やってるのに「がっかり」表情されたら、誰だって、ぜん・ぜん・楽しくないよね。

でも、母、来週のレッスンでイオスに元気に声をかける自信がない。
やっぱり、苦手なコースで目じりを吊り上げそうな気がする。
初めて1年やそこらで、完ぺきなハンドリングができるほど甘くないってわかってるんだけどなぁ。
母、なかなか、いい意味での開き直りができない。

「コースはちゃんと走れなくてOK。間違えても、スタートに戻らず先へ進む。
 イオスに笑顔をむける」
イオスだって頑張ったんだから、頑張らないと・・・。


服従・・・こっちも立て直さないと。

スタート前の集中は・・・ボールなどで上げる方がいいのか、落ち着かせる方がいいのか、
いまはいろいろ試してみればいい時期。とのことだった。



6 件のコメント:

むちゅまま さんのコメント...

人の顔色、見られてますよね〜。
むつきなんか散歩で他ワンコと上手くすれ違えないから、「前からワンコ来た、やだな〜」って思った瞬間グイグイ始めます(笑)
たくさんの人やワンコのいるレッスンに出掛けて、その中で遊ぼって視線くれるなんていいな〜。
たぶん、イオスくんはどんな障害でもクリア出来るから、たび介さんは上手にハンドリングしなきゃと焦っちゃったんでしょうね。
先生に指示されたコースをこなす事も大切でしょうが、たび介さんが楽しく出来ないなら本末転倒!
出来ていたレベルに戻してやり直すのもいいかもしれませんよ。
成功イメージを思い出すの。

と、ひとの事なら言えるのですけどね〜
むつきと付き合って6年8ヶ月、いまだに奈落の底に突き落とされることシバシバな毎日ですよ(泣)

teru さんのコメント...

1ケ月ぶりっていうのも大きいんじゃないかな。
太郎、小さなことだけど
オテとかオカワリなんて必要ないからと
しばらくやってなかったら
忘れてもうた(笑)
でも教えたらすぐ出来たからさ・・
レッスン出来ないときは全くお休みっていうんじゃなく
緩い生活をしないようにってどうだろ??
軽い緊張感っていうのかな。
気を落とさないでね^^

タビ介 さんのコメント...

むちゅままさん
ありがとうございます。私も、もっと単純なコースで立て直したいって言おうかなって思うんですが・・先生は戻ってどうするの?って感じです。どんなときもイオスにとって頼りになる相棒になれる落ち着きを持てる精神修行を求められてるようです。が・・心の成長ほど難しいものはない。
楽しくなければやるイミがない。っていう初心にもどらないとね。上手になることにとらわれすぎだったなぁって反省してます。イオスもニッコニッコで走ってたころを思い出してきました。

タビ介 さんのコメント...

teruさん
1か月前も悲惨だったから、余計に「ちゃんとやらないと!」って私が焦ってたんですよね。それに服従もアジではそれほどキッチリやる必要がないからって、ついつい緩くなってたし。細かいのと、緩いのは違うんだけどそこがゆるゆるだったんだよな。と反省。犬って本当にこっちの心情を移す鏡だわ。

パウ母 さんのコメント...

我々が最初に教わったのは「リーダーとしての堂々とした穏やかな態度」でした。
なんだか、自己啓発のセミナーみたいと思いましたw
でも確かに、人の焦りや不安は本人以上に気付いて反応するんですよね。
イオスの先生は、きっと、イオスとたび介さんなら笑って超えて来ると感じてるのでは??

タビ介 さんのコメント...

パウ母さん
リーダーなら部下を励まさないとね。自分のミスで部下が失敗したら、イヤな顔しちゃアウトですよね。先生が初心者なんだから失敗してもいいです。って言ってもらってちょっと気が楽になりました。ってか、もっと早く言って欲しかったかも。