2012年5月30日水曜日

歴戦の戦士?

リリーは生粋の飼い猫だ。
野良暮らしはしたことがない。
でも、彼女はお嬢様故に怖い物知らずというか・・
「あら、私を誰だと思ってるの?」みたいなところがどーーんとある。

もう、7,8年前だけど、今でも覚えている鮮明な映像。
リリーVS青大将 ベランダの戦い。

6ヶ月ぐらいのリリー様
彼女にもこんな時代があった。















うちの前は集団登校の集合場所。
その子たちがいつもと違う騒ぎ方をしていた。
うちのベランダを指さして「ねこ!ねこ!」

リリーがベランダの柵の上をウォーキングしているのなんて
珍しくないのだけど、子供たちの騒ぎ方がいつもと違うので
2階に行ってみると・・・・

毛を総身逆立ててファイティングポーズのりりーと鎌首持ち上げたへび。
私は何が嫌いってへび!へびなんですよ!!!
もう・・こっちは悲鳴もでません。
ベランダの掃出し窓は春の天気のいい朝で全開。
どうする・・・
硬直する体とは反対に高速回転する頭。

リリーがへびに巻かれたら???ヘビを叩いたら助けられる??
棒??なんかあったか??
いや・・
双方、引き分けでお互い去ってくれるかも。
いや・・
リリーのことだ。去るヘビを後ろから襲うかも。
そしたら・・
ヘビを咥えたリリーは自分の陣地、この部屋に走り込む。
ぞれだけはイヤだぁ~~~~~っ。
そのヘビをどうすんだ?へびのいた部屋で寝るなんてムリムリムリ。

それだけのことが頭を駆け巡った瞬間、自分でも信じられない行動に出た。
ベランダに駆け寄り、リリーを引っ掴み、部屋に投げ込むと、
窓をバチンと閉め、かぎをかけた。
隣の部屋に駆け込み、そこの窓も閉め、家中の窓を閉めてまわった。

青大将?とにかく、でかかった。
いぬキライの人が犬がオオカミに見えるように私には大蛇に見える。
そいつの30㎝前に手を伸ばすなんて、パニックのあまりの行動だ。
へなへなと座る私の耳に子供たちの呑気な声。

「なぁなぁ・・戦っとたらどっちが勝ったと思う?」

戦わんでええぇ~~~

誰彼かまわずケンカを売る性格は未だ変わらない。。。

6 件のコメント:

疾風 さんのコメント...

りりー様にもこんなキュートな時があったのですね!今ではかなりの貫録が、今アオダイショウが出ても睨みの一つで退散してくのではないでしょうか!
山暮らしヘビなんて日常茶飯事ですよ~!

タビ介 さんのコメント...

疾風さん
友達が「ロシアのバレリーナの今と昔みたい」と言いました・・・まさに。
リリーの目力はイオスを睨みつけることで
日々、強化されてます。

tkr さんのコメント...

パウダーもリリー様に喝を入れていただきたい・・・

いちこ さんのコメント...

わたし弱った蛇を掴んでスカートに包み込み
家に持ち帰ったことがあります。

そのときの父の仰天ぶりは、まだ覚えていますよん(^^)

タビ介 さんのコメント...

trkさん
新弟子?随時入門可です。

彼女のエライところはネコパンチを繰り出しても決してイオスに怪我をさせないところ。

タビ介 さんのコメント...

いちこさん

尊敬します!

ちなみに私、ウナギは捌けます。