2012年6月9日土曜日

油断大敵その1

イオスはお出かけも自動車が大好きだ。
一緒に連れて行って欲しくて、自動車に乗ろうと玄関で張っている。
それでも、このところ「待て」がずいぶん出来るようになり
玄関を飛び出ることがなくなっていた。

ところが、今日はお茶のお稽古に行こうと玄関をでようとしたら、
飛び出して自動車に乗ろうとしていた旦那を押しのけ、
自動車に入り込んだ。
こんな時、いつもは、まず、開いているフェンスを閉める。
それから、呼び戻す・・来なければ、強制収容だ。

だが、今日は「呼び戻しが効く。車の運転席は旦那がいるし」と
フェンスをあけたまま呼んだ。
玄関に私が入り、イオスを呼んだが来ない。
玄関を閉めるふりをする。
・・・と・・壊れた傘、発見。
Jr.くを呼びつけ、お説教をはじめる・・・。
「知らないって。」とシラを切るやつをさらに追い詰めようとして
イオスのことを思い出す。
しまった!急いで外にでると、イオスは既に、道路に出ている。
旦那は運転席に座ったまま、知らん顔である。
イオスの視線が私から何かに動く。
ヤバい!と思った瞬間、走りだし、近所の犬にマウンティング。
ウゥ~~と唸る近所の犬。
喧嘩になる前に止めねば。

だけど、近所のおじさんは硬直してる。
そりゃそうだ・・
あのご面相で舌をデロ~~っとだして満面の笑みで走ってきたら
まっかなお口のオオカミさんが獲物を襲う図だ。

「すみません。リード貸してください」と
先方の犬のリードをもらい、私の後ろに犬を回しながらイオスを
引っ掴んでマウンティングをやめさせ、締め上げる。

ノーリードの犬をフリーにしたなんて油断もいいところだ。
時間帯は夕方5時前。散歩ラッシュ。
子供とか通ってなくてよかった。

ただのマウンティングかどうかではなく、
イオスがフリーだったことが問題なのだから、
近所のおじさんのところへ謝りにいく。
マウンティングで怪我をしたとは思いたくなかったけど
一応「けがをしてませんか」と聞く。
「まぁ、犬のことやで・・・。」と言って頂き、事は収まった。

自分の犬への過信は禁物だ。

それにしても・・・・
目の前にフリーのイオスがいるのに、なぜ車に乗ったままなのか?
「しらんかった」って目の前にいるのが見えなかったのか?と追及すると
私が呼び戻しをしてたんだから、俺がやることないだろう。と言う。
挙句に・・「そこまで、犬のことで近所に神経質にならんでも」とか。。。
 なんだか・・・それって・・・
イオスをフリーにしてしまった自分の甘さへの後悔と相まって
ものすごく、「はぁ~~っ」っていう気持ちが沸き起こったんですが。
そして「僕の犬」のJr.も、こういう時は他人事だ。

とはいえ・・一番悪いのは、油断した私だけど。

何事もなくってよかった。

4 件のコメント:

tkr さんのコメント...

あの勢いであの狼面ですもんね!  そりゃ近所のおじさん固まりますよ。 何事も無くて良かった良かった。
今日家に帰ると運動会がパワーアップしてるんです。 もう家の中でも捕まらなくなってます。 脱走は絶対にヤバいですね。

タビ介 さんのコメント...

trkさん
あのご面相ですもん。本人たちは友好的なんですけどね・・・。パウダーちゃん、嬉しさのあまりどうしていいかわからないっ!って状態なんでしょうね。イオスもそれぐらいの時は・・・。

teru さんのコメント...

大きいからね・・・・
おりこうさんなんだけどなあ。
一般的にあのクラスはおっかない部類。
太郎くらい動きのトロい犬でも
目の前に来たら驚きだから。
しかし・・・
やっぱり、家族のわんこ
みんなの協力はほしいよね うんうん。
たびちゃんの気持ち わかるよ。

タビ介 さんのコメント...

teruさん
時々おバカになるからな~
特に犬に対するはっちゃけはなかなか
なおりません。
旦那は美味しいところ取りをしようと
するのがカンにさわるんだよね。