大脱走からわずか2週間。
木曜日には服従訓練のレッスン。
29日にはランにて、かわいい女の子を見つけてもナンパしに行かない特訓。
(マドンナのななちゃんがいたので)
ランではリードなしでは、まったくダメだった。
L-1DAYの記事がないのは、ひたすらひたすら犬に行かない特訓してたからネタも写真もないから
また脱走したら、どうしよう。と不安でいっぱいだった。
追い打ちをかけるように、今回からパドックが作られた。
次の順番の犬がスタートのすぐ後ろの決められた場所で待つ。
イオスの場合、パドックで大人しく待って、スタートではパドックの犬を気にしないでいられるか。
まさに、今のイオスのためのようなものではないか。
とはいえ「公開の練習会」他のスクールの方々もご参加されている。
スクールの練習のように、すべてご承知のうえで、待ってくれてるわけじゃない。
ハードルが高い。。。
もう、こうなったら、「イオスはふつーです」と格好つけてる場合じゃないっ。
会場に私の怒声が響こうが、なり振りかまわず、鋭い声をあげて、服従をくりかえす。
緩んだ状態でリードを持っていて、他の犬に反応、もしくは匂いかぎをしたら、
即座にリードを真上に引っ張り上げて、座らせる。
解凍して持ち込んだむちゅまま特製豚皮・豚耳がご褒美トリーツだ。
疲れる・・走る気力残せるだろうかと思ったぐらい疲れた。
ビギナー。
ビギナーは大丈夫なはず・・・と思ったけど、無理は禁物なので首輪付き。
タイムはどうでもいいから、ちゃんとゴールすること。
なんとまぁ、トンネル3つが続くというイオスにとっては「うはは」なコースだけど
トンネルをでたところで、集中が切れるので、声をかけ続けることを忘れないようにする。
CR。20秒67
1位から6位まで13秒台だけど、なんとそこからゴーンと開いてて8位だって。
1度
ビギナーにもまして、服従をがっちり入れるつもりだが、イオスめなんだか落ち着いてきた。
これに騙されてはならない。
シツコクしつこく服従訓練を入れ続ける。
なんとまぁ、風が強くなってテントがバタンバタン。。。
パドック手前の待ち位置の真横で、テントが車にあたってパンパン。。。
イオスがビビるかと思ったけど、ブタ皮に魅入られて聞こえてなかった。
コースもタイヤがないよぉ~~~助かった。
パドックでも、ふせて大人しく前を向いてるし・・いやいや、ここで安心してはいけない。
鬼門はたぶん、観客席に向かって跳ぶことになる最後から3番目のハードル。
飛んだら、真後ろになるブリッジに向かわせないといけないし、
観客席に誰かいたらそっちに気が向いて、フェンスを飛び越えて、走りだすかもしれない。
かといって早く「来い」をかけると、ハードルを引っかけるんだろうな。。。
が・・今日はとにかく「脱走しないこと」が目標なので、
ひっかけてもいいから、跳んだ瞬間に、「来い」と言うように心がける。
普段なら②ハードルの横までリードを取るけど、脱走防止のため、①ハードルの前まで。
③のトンネルは入口はどっちでもいいそうなので、
どのみち遠い方の入り口に誘導できる位置にはいけないから、「ハウス」で入った入口でいいや。
手前から入ると④のハードルが難しくなるって聞いたけど、
出て来る前から呼べば、ハードル大好きイオスなら跳ぶはず。
もし、違ったハードル跳んだとしても、そこはスルーして5の障害に向かっていこうと決める。
今回はとにかく呼び続けて、集中を切らさないことが目標なので、
ガードなしで練習してないスラロームはできなくてもやり直ししないで、スルーすると決める。
スタートしたら、なんとちゃんと④ハードルを跳んだ。
苦手なAフレームは一瞬逃げかけたので、バーンとAフレームを叩いて
「A!!!!」と
言ったら 怒鳴ったら、登った。
もちろん、障害物を叩くのは一発で失格。
しかし、ここでなんとしてもゴールまで走り抜けたい一心だった。
あとはロングジャンプで途中で落ちたけど、タッチはきちんと出来て、無事?ゴール。
ゴールでも「座れ!」のコマンドでちゃんと座って待てた。
もう精魂尽き果てた感じ。
リトライ
脱走しなかったというハンドラーの安堵感とイオスのなんとなくいい感じを崩さないほうがいいのか、
もう一度練習のためもう一度走った方がいいのか迷うが
リンク中央に先生がたって指導されるので、イオスも脱走はなかろうと思いトライする。
もちろん、今回も豚皮と豚耳の威を借りる。
順番待ちの場所で、「座れ」「臥せ」「待て」、匂い嗅ぎは吊り上げを繰り返す。
ハッキリ言って、もう殺伐とした感じで、浮きまくってるのはわかるんだけど
それに負けると、大脱走すると思われるので、今回もなりふり構わずだ。
パドックでは、なにか悪巧みをしてないか勘ぐるぐらい大人しかった。
スタートも「イオス」と声を掛けたら、さくっと目を見て離さなかったので
勇気をもってスラロームをやり直してみた。
この時に「違うよ」というと手中力きれる犬がいるときいたので
「こい」と言ってスラロームのスタート位置にいくようにしてみた。
2回目も最後3本飛ばしたけど、3回目のやり直しはしないで、次へいく。
残りはノーミスでゴール。
Aフレームを登ったとこで、先生の顔がすぐ横にあるのに気がついて
「びっくりぽん」な顔をして、先生を見つめてて、
呼んでもすぐに降りてこなかったときは、飛び降りるんじゃないかと、ドキドキしたけど。
スラローム抜けたけど、お情け(脱走しなかったご祝儀)でタイムを出してもらった。
1分7秒。
もう、ぐったりです。
その後、人様のテントでぼ~~~っとしてました。
今回はタイヤのないコースで集中できてたので
タイヤが脱走の原因ではないとしても、集中が切れる引き金になった可能性はあるので
苦手意識がなくなるように、練習すること。
でも、スピードに乗ってる後半なら問題ないんだよね。
タイヤを意識する前に跳んじゃってるのか?
よくわからん・・・・。
何度も来ている場所、知ってる人たち・犬が多いなどなど
声が枯れるほど、気迫で押す=大声で指示を出していたとが
競技会より、イオスにとっては集中しやすい状態だったとしても、
ちゃんと走り切れたのは、本当にほっとした。
まったく、なんともならないこともないかもいれないぐらいには思えたので
もうちょっと頑張ろうかな。