今日は・・・全く出来なくて、レッスンの内容は最初に戻った。
でも、イオスの出来なかった理由を先生に聞けたから
なんでダメだったんだろう~という落ち込みはしてない。
完璧な服従を入れるまで、まだまだ遠いなぁ・・・という
ぐったり感はあるけど。
今日は昼から高校の懇談会なので朝の9時からのレッスンだ。
いつもレッスンを受ける夕方とはまわりでする音が違うから
イオスが落ち着かないかなと思ったけど
敵はそこじゃなかった・・。
「天気がいい朝だからケージのなかで遊んでいるボーダーの子犬2匹」
イオスはもちろん初めて見る。
第一関門。
ケージのなかの子犬に気が付いたけど吠えずにいれた。
第二関門
ケージの前を歩行訓練。
もちろんケージは気になる。
何となく集中できていない、とろとろした歩き方で
何度もケージを気にして振り返ったりする。
つけも緩慢というか、動作が遅くて、顔をみなかったり。
それでも、、マズルを掴んで、目を見させたりしているうちに
徐々にきちんとできるようになった。
第三関門
ケージ横での待て。
子犬がじゃれあいで「がる~ぅ」「あぅ~ぅ」と言うたびに見るものの
母が戻るまで、「待て」が出来た。
「伏せでの待て」も合格だ。
第四関門
ノーリードで招呼。
ケージ横でのは招呼ちゃんと出来た。
(最強と思われる敵さんだったけど、ちゃんと出来るじゃん)と
正直ホッとしたし、(進歩したなぁ~)とも思った。
だがそんな甘いもんじゃなかった。
第五関門
「向き変えるよ!」
イオスをケージの前に、ケージを背にして座らせ待て。
イオスをケージを見えるように2Mぐらい先に座らせて待て。
どちらも母が戻るまで「待て」が出来た。
さて・・ここから地獄の特訓となる。。。。
イオスをケージを背中にして座らせ、母がケージに向かって
離れたところ(といっても3Mぐらいだ)から呼んでつけ。
いやに走ってくる速度が速いなと思ったがちゃんとつけも出来た。
なんか違和感がしてはいたが、問題は起きてなかった。
次はケージが見えるように座らせ
子犬たちのケージのすぐ前に母が立ち、呼び寄せてつけをさせる。
母の数歩前で急にスピードダウンして
つけでイオスの体が母の横ではなく、斜め前に座った。
顔は殆ど横を向いている。
「下がってやり直し」
2歩ぐらい下がって「つけ」をさせる。今度も斜めというか完全に横向きだ。
(急にどうした?)
何度も何度もやり直してようやく・・。
先生に同じ方向でもう一度と言われ、また子犬たちに向かって
走る方向で招呼。
今度はあからさまに横向きで座った。
何度か下がってつけを繰り返してもダメで・・
とうとう先生にリードを付けて誘導するよう言われる。
リードを付けてつけを誘導するやり方を母はすっかり忘れていて
上手く誘導出来ない。
「最初に教えたでしょう!きちんと後ろを通させて!」
先生をとうとうイラっとさせる始末。
リードを取ると、イオスを自ら指導。
先生のお手本でようやく「後をしっかり通らせる」を思い出し
イオスを誘導するものの、イオスも抵抗する。
「つけ」という基礎が出来ないことに焦る母。
母の声も荒くなる。
マズルを掴んで集中させようとしすると大人しくマズルを掴ませるのに・・
「つけ」はどうしても数歩手前で止まり、斜め前で座ってしまう。
そのうちイオスも勝手に伏せをしたり、
つけのお座りが後足を投げ出した座り方になったり
ぜーぜー舌もだし・・「僕は疲れてます!」アピール。
「疲れていてもコマンドは聞かせる。怖くても、聞かせる」
何度も繰り返す母にイオスも諦めたか
ようやく・・誘導に従って「つけ」ができた。
「今日はもう1回できたら終り」
もうこっちもぐったりだ。
出来ない理由は明らかに「子犬」なのはわかっているけど
遊びたいからケージに突進することはあるかもしれないけど
「つけ」で後に回り込めない理由としてはおかしい。
次回の予約の時に思い切って先生に聞いてみた。
「今日はうちの子、なんであそこまで逆らったんでしょう」
「子犬が怖いからね・・・」先生が可笑しそうに笑った。
「怖いって。遊びたくて突進するかと思ってたけど、怖くはないと思います」
「違うよ。じゃれて出す声が怖かったんだよ。
でも、怖くても、人間のいう事は聞かないといけないって教えないと。
どんな状況でも、コマンドに従うように教えないとね」
先生がわざわざ向きを変えて「つけ」をさせた理由。
それはイオスが怖がっているのがわかっていたから
イオスがコマンドを聞かないだろう状況をわざと作って訓練するため。
今日は単にレッスンが進まなかったんじゃなくて
むしろ、実際にいろんな場所で起こりうる状況を一つ新たに
体験したという意味で、進んだともいえなくもないか・・・。
と言うわけであまり落ち込んでないのさ・・・・。
(ものは考えようというか、都合のいい方に考えれる性格なんだよ)
|
健康に一日一本☆クル☆ |
しかし・・・怖いとは思わなかった。
途中からは「やりたくないっていってるじゃんか!」という反抗で
ただのワガママだとおもっていた。
怖いから、ケージが目に入ったとたんストップして
目が合わないように横向きに座ったんだ。
(相手はケージに入っている子犬なんだぞ。。情けない)
「イオスの性格で怖い物なんてない」
飼い主の思い込みはいけない、
イオスの体に染み込むまで根気に「つけ」を繰り返すこと。
いろんな場所で「つけ」を練習すること。
イオスの怖い物=動いている掃除機、ミキサー
母の後に「静かモード」の掃除機でも置いて練習するか・・なんて。。。