2012年5月8日火曜日

レッスン18

本日のレッスンは関西方面のアジ組さんで大盛況。
そんな中イオスのレッスンを合間に入れて頂く。

まずは基礎の復習。
常歩、つけ、駆け足、つけ・・
イオスはギャラリーが多いせいもあり落ち着かないのだけど
その割には、だんだん集中するようになった。
つけ自体は自主練のかいあって、このところのレッスンでは順調な方だ
ただ・・顔をなかなか見ないんだ。

今回のレッスンではそこをしっかり出来るように
顔を見なかったら、見るまで待たずに、下がってつけをやり直させる。
待ったり、「見て」とか声をかけない。
あくまで「飼い主の顔を見てこそのつけ」なんだ。
トコトンやり直しをさせるうちに、見ないと褒めて貰えないと
ちょっと気が付く。

ここでダメだしされてるのはイオスというより母。
☆母の褒め方にメリハリがない。もっと褒めるように。
 (GW中に会いに行ったブリーダーさんにも言われたなぁ)
☆つけで顔を見なかったら、即、下がってつけをやり直し
 完成形を覚えさせる。
☆手やコマンドで誘導しない
  飼い主が止まったら、なにも言わなくてもつけ。
  何度も繰り返しても出来なかったら、リードショックで注意をひく

ブリーダーさんにも、手を動かす、名前を呼ぶで、
1つコマンドを出したとカウントされて、減点になるから、
試験受けるなら今から気を付けた方がいいと言われたところ。。
「イオス、伏せ」と言って、手で地面を指す。。これで3つとされてしまい
減点なんだそうだ。
先週、先生に注意された「名前をコマンドの前につけない」というのも
試験での減点を考えての注意でもあったのだと納得。

さて・・次は「待て」
母が離れて、向き合い、イオスの後ろをまわって戻るまで動かない。
これは得意だから、1回でOK。

次は「伏せ」
イオスは「伏せ」はできますよ・・・ごはんの時の素早い伏せは見事だ。
でも、なぜか、他のときは文句たらたらで「伏せ」なのだ。
なので昨夜も特訓した。
離れて伏せも1回のコマンドで出来るまで頑張った。
だから・・今日は自信ありだ!

そんな直前特訓を施した母を「けっ」と思ったのかどうか知らないが・・
「伏せ」という母を可愛く見つめ無視。(つけの時に見ろよ!)
何度も「伏せ」「伏せ」「伏せ!」と言うと「こうですかぁ~」と
のったりと伏せる。
挙句に「伏せ」と言ってるのに
「つけ」をやり直して背筋をピンと伸ばし母を見つめる。
「違う」とはっきり言ってから「伏せ」を繰り返す。
だが・・「つけ」をやり直すかと思えば、よそ見したり。
「伏せ」から「座れ」はできるのだ。
母の顔との距離が出来るのが嫌なのか?
手で地面を指して「伏せ」と言うと伏せるにだが
先生から手を動かさずに、言葉だけで伏せさせるように注意された。

先生からここでオヤツの見せ方を変えるように言われる。
「オヤツを目の高さでハッキリ見せて、1度だけ伏せと言って。
出来たら、もっとハッキリ褒めて。絶対、手を動かさない。
言葉を覚えさせて、手の動きで指示を出さない」
伏せが出来なかったら、もう一度仕切り直し。
座れ→オヤツの披露→伏せ
もうひたすら「伏せ」だ・・・・
ギャラリーの方も、最初は勝手に見事なつけを披露するイオスに
「かわいいわぁ」って・・のんびりした雰囲気だったのだが
だんだん、息を飲むというか「がんばれっ」って雰囲気になってくる。

最初は大きくなったジャーキーに目が覚めたか
1回で「伏せ」をしたのに、2回目になると、また知らん顔をする。
マズルを持って、目をみて、「ちゃんとやるの!」と叱る・・・・。
出来るのに、やらないんだから、容赦はない。
「やらなくてもすんじゃった・・らっきぃ」な状況はご法度。
根競べ・・・
とうとうイオスが折れて、2回続けて1回のコマンドで伏せた。
やっと終了~~~だ。
やれやれ・・・

☆手を動かすな!
「伏せ」の練習で先生に何度も注意された。
「ほら~~手が動いてる。犬には言葉で動くと理解させて」
癖になっていて、無意識に手のひらを下に向ける動作をしてしまう。

ブリーダーさんの言うように、試験を考えても、矯正しておかねば。

昨日は手を動かして指示していたかも・・・。
かも・・・というのは、よく覚えてないのだ。
「離れたところから伏せをさせる」ことを練習していたから。
練習することは「母の言葉に従うこと」

新しいなにかが出来るようになることより、
基礎が正確に出来るようになること。
ココで先に進んだところでいずれ行き詰る。
「伏せ」「つけ」という基本で「母の言葉に集中する」ことを覚えれば
きっとその先は、階段を上がって行けるはず。

と信じたいわぁ。

次回までの特訓科目「伏せ」
手を動かすな。名前を呼ぶな。
基礎のついて歩く→止まる→ついて座る  をサボらないこと。
このでか~~~いミミでよ~~く聞け!

8 件のコメント:

烈風 さんのコメント...

うちは伏せと言うよりゴロンしいって言っちゃうなあ
座れはもう一つの 態度を見せよ でもやります。
あと おいで で来ないと じゃあねえ でやって来ます

そうそう自慢出来ると言えば
ご挨拶ー!
ですね
まあこれがやれればいいかなあと(^o^)

teru さんのコメント...

私も叱るのは得意なんだけど、褒めることは下手なのよ(笑)
で、散歩中小さな犬と遭遇して、襲い?かかろうとするのを我慢出来たら褒めるようにしたの。
小さなことでも褒めるように心がけるようにすると割と覚えがいい気がしたよ。
すれ違う人に恥ずかしいんだけどね^^たかがそのくらいで大げさ・・・ってなことで。

私なんかお菓子を目線に持ってきて「座れ」とかコマンドを送るのが習慣ついてるから、手なづけてる気がするけど、そうだよね、実際わんこの目にはおやつしか見えてないんだよね。
もちろん手を使って「マテ」とかするし、簡単なのだけど、確かにノーアクションは難しい!

まる子 さんのコメント...

人間にとっては、声と手と両方出そうが片方だけだろうが、
そんなに大きな違いはないと思いますが、
今のイオス君にとっては、「フセ」の声と手が合わさったものが「フセのコマンド」という認識なんですよ。
私もよく訓練士さんに言われるのですが、犬はジェスチャーによるコマンド(体符)の方が声によるコマンド(声符)より理解しやすいそうです。
だから、体符で教えて、徐々に言葉を被せて、逆に後から体符を抜いていくのも一つの方法。
でも、指導手が無意識にやっている体符は、自覚がない分、抜くのが大変。
人に指摘してもらうか、自分で自分がやっているときの動画をチェックするとよいかも。

犬は結構、こちらが思っているより視覚に頼っています。
手を出す位置、タイミング、人間よりはるかに理解してます。
負けるな~!

tkr さんのコメント...

ひえ〜 読んでて試験をうけているように緊張してしまいました。 この数ヶ月でたび介さんもイオス君も心の距離が近づいているのが良くわかります。 我が家ももう少ししたら真面目に取り組まなくては行けないと思ったら、またまた緊張してきました! がんばれたび介さん!!

タビ介 さんのコメント...

烈風さん
「伏せ」「ダウン」飼い主さんの好み?でいろいろですよね。
うちの自慢の小ネタは「ハァ~イ」です。

タビ介 さんのコメント...

teruさん
そうそう・・うちもさ道端で練習しないとなとか思ってやるんだけど、このおばさん?みたいな視線感じるからさ「訓練中」ってゼッケン作ろうかと思うよ。(イオスがつける)
叱るのは息子で鍛えたから、間髪入れずにしかれるわよ。いつも先生褒めてくれるわ。

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
手が出るまで「なんのことでしょう?」って顔してたんですよ。「伏せ」は出来ると思ってたから、反抗か飽きたかのどちらかだと思ってたけど、「手で合図して初めてコマンド」だったんだ。だから先生、「伏せ」を始めて教えるみたいなやり方に変えたのか・・
「手を動かさない」ってかなり意識しないと難しくて、硬直してます。
イオス「目が死んでる」状態で「へいへいやりますとも」な態度がありあり・・。
「目が死んでない」=「ハンドラーに注意が集中してて、褒めて褒めてって感じ」
そうなるには何が足らないのかってことになると、母と作業する楽しさなんだろうな。
だから「褒めろ」と言われるんだけど
下手なんです。
スクールって、犬だけがなにかを覚える場所じゃないんですよね・・・

タビ介 さんのコメント...

trkさん
スクールにいれる前は甘えることがないイオスだったんです。それがこの頃はストーカー。甘えることも多くなりました。

お留守番で一人でいるから
依存心がないと思ってたのですが・・
飼い主をリーダーと認めてない裏返しでもあったようで・・。

パウダーちゃん、第一次反抗期の6ヶ月まであと2ヶ月。その間にスクール探しですね。