2012年5月17日木曜日

レッスン19

本日のレッスン
「1に根気、2に根気、3,4がなくて5に根気」

今日はオマケがありましたよ。
先生がご自分のボーダーコリーでコースを走るのを見学できた。
生徒さんが走っている間、先生の脇で伏せ。
たまに動く素振りをみせるけどすかさず「いけない」と注意。
するとすぐにまた伏せをする。動いちゃう前に素振りで注意できれば・・・
アジは生徒さんのすぐ後を同じコースを走られたのだけど
何が違うって・・速さじゃなくて、正確さ。
なんかこうひとつづつの動作がキビキビ。
シーソーを降りる前で伏せて止まる時も、しっかりきれいな伏せで止まる。
そして必ず先生の顔を見ていること・・・。

さて、その後すぐにイオス君だ。
コース下見の生徒さんは2人・・もちろん気になって仕方ない。
見てからじゃなくて、見そうなところでリードショックを入れる
タイミングに注意して歩く。
徐々にお母さんに注意を持ってくるようになったところで、
走って~~~つけ。
「回れ右や左のときにスピード落とさないで。もっと早く走って~」
(はいっ)
高校の部活のシャトルランを思い出すよ・・・・・
先週はジョギング程度の速さだったけど、今回は「もっと速く走って」
ゼーゼー・・・
「いいよ~ちゃんと、ついて行こうってしてるから」
リードショックを入れるタイミングもお褒めにあずかる。
ピタッとついて走ってるわけではないのだけど、回れ右で遅れそうになると
慌てて追いつこうとする意識が大事なんだよね。

さて・・次は方向を変える。
駐車場と子犬ケージが見える方向で新幹線と並行に走る。
イオスはこの方向が苦手だ・・。
距離も長くなる。
ケージに子犬がいないから、多少、注意力が落ちないかもしれない。

先生がGOサインを出したんだから大丈夫。
集中力が切れないように早めにリードショックや声をかけていく。
走る→つけ・・多少折り返しで遅れるけど、ちゃんとついて来た。
前回、大苦戦したコマンドで「伏せ」も出来た。
「リード外して」
前々回、この方向でのノーリードは悲惨だった。
でも、今日は集中できてるし、行ける気がする・・・
大胆に?ノーリードで走る・・・
爆走しないかヒヤヒヤしながら走る。
おぉ~~前に出ないで走れるじゃん。。。
つけは・・・ちゃんと脇に座る。数回下がってやり直しになるけど顔も見る。

ココでまた、短い距離の方向に変わる。
離れて、「おいで」「つけ」
先生に、「おいで」と言って走り始めたら、すぐに褒めるように言われる。
そして褒めたあとすかさず「つけ」を言う。
途中で右に逸れそうになるが「つけ」と言うとちゃんと左に戻って脇につく。
2回ほど繰り返すと・・・「つけ」がだれてきて、顔を見ない。
飽きて来る時間帯なのは先生もわかっている。
だからって、「そうね。じゃ、やめよっか」って言うわけにはいかないのだ。
「終了」を決めるのはこっちだ。

リードを付けて、「つけ」をする。
つくけど、お母さんにもたれたりして、明らかに「もう、やだってばぁ」状態。
リードショックを入れると先生から
「今はリードショックは要らない。
犬に何をすると褒めて貰えるか考えさせて、自分でさせて。
顔をすぐに見るまで何度でも下がってやり直し。フェンスまで来たら
前に戻って繰り返す。」
10回以上繰り返して、ようやくチラッとみる。すかさず褒めたおす。
「もう1度」・・・また、同じだ。見ないでだらっと座る。
下がってつけ・・・を繰り返す。
(もう・・やだぁ。)とお母さんが思った瞬間、
先生から
「根気に繰り返すしかないんですよ」
うぅ・・人間観察も鋭い。

その後「ついたら顔を見る」ができるまで
延々と「つけ」を繰り返すこと2回。
ようやく「はい。終わり」
今日はこの言葉がどれほど待ち遠しかったか。
「つけ」に飽きたのは母「も」だった。

レッスンの後に先生に
「うちでも、ひたすら繰り返すしかないんですよね?」と聞くと
「そうですよ。ここは根気が要ります。根気にやるしかないんですよ。
でも、ここでハンドラーにいつも注意を向けることを徹底して教えれば
後は何をやっても、早く覚えるし、楽です。」

人間も犬も頑張りどころ・峠かぁ~~。
「急がばまわれ」

「根気」という最大の課題と壁に母は立ち向かうですよ。

咲き誇る?庭のバラ。いつかイオスも花咲きますように。

特に肥料をやってないのに、
冬場の切り戻しが成功して沢山の花をつけたバラ。

6 件のコメント:

teru さんのコメント...

これから暑くなるし、ほんと人も踏ん張りどころ。
犬種のちがいをすごく感じたよ。
太郎達の犬種なら、「もうやだー・・・」ってなったら絶対動かない。
イヤでも従えるポテンシャルってうらやましい。

今日ちょっと試してみようかな・・・つけ

大きな薔薇だね^^薫ってきそう^^
わんこ 薔薇にはいたずらしないよね(*´∀`*)
ちくちくするから。

いちこ さんのコメント...

もう充分に咲き出していますよ〜〜
イオスの大輪のバラが♬

タビ介 さんのコメント...

teruさん
バニバニは、結構頑固だもんねぇ。
「つけ」は割にはやく覚えるよ。
散歩で引っ張りかけたときに「つけ」を
させると、落ち着くから、教えるといいかも。

タビ介 さんのコメント...

いちこさん
咲いてるかなぁ~~。
何色なんだろ・・
ポンポン花は育ってきましたよん。

まる子 さんのコメント...

読んでて超共感…。
この犬種は勘が良いから、最初の数回は良く出来るんですよね。
だからそこでやめちゃうと、思う壺で、犬も人も出来た気になって終わっちゃう。
私も、先生に何度もやり直しさせられているうちに
「ねぇ、まだやるの?」
「せめて、どこが悪かったか言ってよー。」と口をとんがらせちゃいそうなこと、しょっちゅうです。
でも、何がダメでやり直しさせられているか、自分で気付いて修正できなきゃ意味がない。
ほんと、犬の訓練っていうより、自分の精神修行だよなぁ…と思います。

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
そう!まさに、人間の精神力と根気と根性を
鍛えられてるような。ドックスクールじゃなくてなんちゃら道場のようです。
イオスのトレーナーさんは、既に見抜いていてイオスが2,3回で出来ても、OK出さないようになりました。そこからさらに数回繰り返すと「先生の」思う壺にはまったイオスがだれだし、エンエンとイオスと私と先生の根競べに入ります。。。