2013年5月16日木曜日

CDⅡ合格しました。 5/2

無事、CDⅡ合格しました。

イオスの学校は公認訓練所なので、試験は学校で実施されました。
いつもの場所でいつもと同じことをするだけです。

なのに・・もう、母の心臓はバクバク。
訓練競技会で受ける人って・・すごい。

イオス 母が落ち着くよう、入念にアップする。
母に感応したか落ち着かないイオスをがっちり締めながら
リンクの端っこを数歩づつ「つけ」をさせながら歩く。
「つけ」のコマンドをかけなくても、さくって座るまで続ける。
端っこから見ていた先生から
「もっとちゃんと褒めて!アップのときはオヤツ使ってもいいから
イオスのやる気を引き出して!」と最後の檄?がとぶ。
ギャラリーを前に失敗したらどうしよう・・とかいろんな雑念を払う。

「お願いします」とスタート位置につく。
最初の紐付き側脚歩行が一番、心配。
スタートは・・思いのほかいい感じでついてくる・・と、思ったのもつかの間
ふわ~~っと離れかける。
早めに絞めてないと!「ダメ!」 思わずリードを引いてしまう。
(しまった~~減点が大きくなる。先生、気が付いたよなぁ・・)
都合のいいことを祈る母だが、先生が見逃すはずはない。
悪い癖ほど、出やすいもんです。
2こめのコーナーで・・直進しそうになる「つけぇ~!」
なんとかたどり着く。
「走れ」・・速歩の方がなんぼかマシなイオス。
(いいんでないのか?)と思った最後のコーナーで母とぶつかる。
つまり直進しようとしていた?少なくとも母の動きに注目してなかった。
(うぅ・・大丈夫か)
紐なし側脚歩行
イオスは紐なしの方がマシだ。
だが・・最初の直線で駐車場から犬の鳴き声。
顔が駐車場を向き、駐車場の方へ膨れる。
「ついて!!!」
この一声が、思いのほかイオスに効いたみたいで、母の顔を見て歩く。
復路は「にこっ」笑って、母の顔を見て走る。
コーナーもちゃんとぶつからずに回った。
「つけ」でスタート位置に戻り、ほっとする。
ここで気を抜いてはならない!と気を引き締める。
(イオスに集中。)

「停座及び招呼」
「待て」をかけて、振り返りたい気持ちを押さえ
(大丈夫・・大丈夫)所定の位置へ歩く。
先生の合図を待ち「こいっ」「つけ」
スタート位置に戻る。

「伏臥」「立止」
「ふせ!」(思わず、ビミョウに右手が動く・・)
イオスは少し前足を内側に動かしてしまった。
「座れ」
「たて」
これもイオス、前足を内側に向けてしまった。
でも・・ちゃんと後足を引いて立ったし、前足を前には動かさなかった。

「常歩行進中の伏臥」
これは自信があったのに・・・
「伏せ」とコマンドを出したあとの背後の雰囲気でちょっと振り返ると
私のコマンドがハッキリ聞こえなかったみたいで、
座れと伏せの間の格好で、戸惑ったように顔をみていた。
得意課目との安心感で、母の声が小さくなったのだ。
慌てて、「伏せ!」と大きな声でコマンドを出す。
(できるだろうか)と不安になったが、ちゃんと伏せた。
所定の位置まで「伏せたまま待てるはず」と念じて歩く。
伏せたイオスまで戻り「座れ」をさせた後、スタート位置までもどり「つけ」

「常歩行進中の停座」
ハッキリ言って伏臥より、数倍心配だった。
しかし、1声できちんと座れた。
コマンドをかけたあと、心配でちょっと振り返ってしまった。

「お手、おかわり」
ほっとした母、大失敗。
「全ての行動は試験官が合図してから」というのを何度も注意されたのに
「お手」を合図する前に言ってしまい、
「まだです。最初からやり直して下さい」
(やっちまった・・。)
イオスは合ってるよと、「いい子だね」と褒め、元の位置に戻る。
2度目は無事に終了。
イオスが手を引かないか心配したけど、ちゃんと乗せたままでいた。

「遠隔停座からの伏臥」
「待て」をさせて所定の位置まで母が移動。
「伏せ!」今度はほぼまっすぐに伏せた。
イオスのところまで戻って「座れ」

「据座」
「待て」とコマンドをかけて、母が所定の位置へ歩く。
ここでも母が失敗する。
所定の位置を間違え、注意される。
母が改めて動くと、イオスは終わったと思って動くのではと心配したが
イオスは停座のまま動かなかった。
(いいぞ!イオス)と目で訴える。
ここで最大の危機が・・
なんと、先生が預かっている子が犬舎で吠えだした。
イオスが頭を動かす。
まだまだ・・吠え続ける・・声も大きくなっていくような気がしてきた。
(うぎゃ~~~ぁ。)
(ダメだ。私が動揺したら、イオスが・・。なにも聞こえない。
 何も吠えてない!!何も聞こえないっ。落ち着け~)
自分に言い聞かせ、必死にイオスの視線を捉える。
イオスが頭を動かすのを止め、母の顔をみた。
なけなしの目力をはたいて、見返す。
たった30秒の長かったこと・・・
先生の合図でイオスのところに戻る間も、ハラハラだった。
イオスの左側の定位置に戻ると、イオスがテヘって顔で見上げて来た。

「はい。いいですよ~~」

イオスにとっておきの「カレイのひもののおやつ」を2切れもあげる。
よくやったねぇ~~
減点は母がもう少しがっちり集中させれば減らせたかも。
でも、でも、最後までやりきれてよかった。
よく吠え声にガマンした。

さて・・得点です。
紐付き側脚歩行    7.8
紐なし側脚歩行    8.8
停座及び招呼     9.5
伏臥           9.5
立止           9.7
常歩行進中の伏臥  8.5
常歩行進中の停座  9.2
お手・おかわり     9.3
遠隔停座からの伏臥 9.8
据座           9.8
CDⅠ          45.3
CDⅡ          91.9
「側脚歩行の集中力が欠けるがその他は作業良好」

一番初めに習う側脚歩行。
でも、この課目が一番難しいと思う。
なにをして欲しいのか伝えにくいというか・・
「側脚に始まり、側脚に終わる」という感じだ。
からみつくような側脚歩行目指して、これからも、自主トレだ。
ほんとに難しいなぁ。側脚歩行。

4 件のコメント:

パウ母 さんのコメント...

たび介さん、イオス、おめでとー!!
本当の二人三脚でしたね〜。
頑張ったことを評価される喜びを味わったんでしょうね。
ますます、ウチも頑張らなくちゃ!!

タビ介 さんのコメント...

パウ母さん
ありがとうございます。
パウダー家もがんばれ~~
募金箱の獣医さんに「ウチの犬の親戚犬が頑張ってるんですよ」って自慢しちゃった!

randora さんのコメント...

たび介さん、イオスおめでとう!
ほんとに人間の修行の場でもあるのよね

ぜひ訓練競技会も挑戦してみてください
うちもrandyはトレチャン取ったよ
ただし間にアジとかショーとか入れながら7年掛かった。なぜかって 私の緊張と意欲が続かないのよ

タビ介 さんのコメント...

randoraさん
ありがとう~~

わかるわかる・・
私も1年半かかったのは私の意欲に波があったから。取りあえずポイントがつく公式戦に出るのが目標。その前に来年の春までに練習会に出るぞ。