今朝も、散歩担当のJr.の報告によると、1回目は軟便、その後何度も粘血便を出したとのこと。
2つ目の袋に粘血便を採取しておいてくれたので、それを持って夕方病院へ。
朝はとりあえず絶食。
診断はランブル鞭毛虫を発見。ジアルジア症。
詳しいことは、リンク先で。
この虫さんを退治するのによく効くメトロニタゾール(駆除率75%)という薬があり
3日間与えるのだが、駆除に使う場合の処方量をイオスの体重で計算すると、
とんでもない量=1回6錠 になることになってしまうそうで、
先生いわく「6錠も犬に飲ませるなんて、考えられない。費用もかかりすぎる」
そこで、「フラジール」という先週「下痢・粘血便」対策でもらったお薬を増量して処方。
「フラジール」の駆除率は45%なのだけど、駆除に使う場合でも1回1.5錠でいいこと、
イオスがこの薬で抗生剤の副作用がなかった、
ぎりぎりまで量をへらしても下痢に効いたなど、相性がよさそうなのでこちらを使うことになった。
1週間この量で治療して、下痢が治って、虫が減っていれば続ける。
虫の数が減りそうになければ、メタトニタゾールへ切り替えを考える。
犬の場合、1歳半でかかったコクシジウムより危険視しなくていい虫さん。
コクシジウムの場合、腸壁を食い破って出てくることもあるので
下痢などの症状がでた場合は早期の完全駆除が大事なのだが、この虫はそこまで悪さはしない。
なので、「フラジール」でじっくり減らして行ってもいいのではないかということだった。
それにしても、前回の検査でなぜでなかったのか?
①たまたま、いない部分を検査した。
②先週の粘血便は一過性のもので、その後、感染した。
そんなところなのだが・・
10月から続く、軟便の傾向の原因も、
その時からこの虫さんを飼っていたことが原因の可能性もあるが
反対に、
たまたまいただけで、軟便とは関係ない可能性もあるとのこと。
つまり・・原因究明には
とりあえず、虫さんを退治してしまい、原因かもしれないことを一つ消去するしかない。
「(虫さんが原因じゃなかったら)完全復活には長期戦を覚悟しておいてね」ってことだった。
再診だけど、念のために「ブツ」を持参してよかった。
コクシジウム以来、「くんくん」はOKでも、地面やら、草やらをペロペロはNGなのだが
完全にシャットアウトできてるわけではない。
先生いわく
「そりゃ、無理だよ・・。犬なんだから~」
胃腸が丈夫なら、どちらも、無症状のままの子も多いらしいです。
![]() |
やれやれ・・ |
4 件のコメント:
わー、虫さんでしたか。
お薬がよく効くといいですね。お大事に!
人よりもずっといい筈のお鼻なんだから、ペロしなくていいと思うのでけどね〜。
むつきも気をつけなきゃ。いかにもオシッコ引っかかってる濡れた草をペロリってやってるもの。
むつきもハヤテもペロリとやっても大丈夫でしょう!驚異な胃の持ち主ですからねー。
イオスお腹系は鬼門ですなー。
むちゅままさん
秋口にお腹の調子が崩れたときにちゃんと検査すればよかった。軟便が整腸剤で治らず1週間以上続いたら疑ったほうがいいそうです。
疾風さん
男の子だから弱いってこともないんですよね・・。図太い神経なのにお腹は繊細です。
コメントを投稿