2014年8月7日木曜日

レッスン32

大暴走事件から1週間。
行きたいような行きたくないような。
天気はスクール手前1㎞ぐらいからポツポツ・・
でもこの降り方と雲の動きは、にわか雨だな~~~
ここまで来てるし。
フクザツな気持ちのまま到着。

先週の出来事を、先輩に愚痴る。
先週、見てた人が「去年の冬のイオスが出てきてて~。楽しませてもらったわ」と笑われて
気が楽になる母。
欧州遠征のお土産のチョコを頂き・・・雑談に努める。
今日のテーマはずばり「母の笑顔」なんだから。


あとは「ちがうよ」は封印。
間違ったのは母でイオスじゃないんだから。
スタートにつける前の集中に初めてボール遊びをしてみた。
そのあと、いつものように「まて」「つけ」を繰り返したが、
いまひとつ、集中してない感じがしながらも、リードをはずしての服従に移ろうとした。
リードを外した瞬間に「待て」を無視して走り出したイオス。
(やっぱり早かったかぁ~。それにして最初から?)と心中ぐったりする。
「こい!」とコマンドを出した後は努めて笑顔でイオスの目を見る。
いつもなら鬼の形相になるところを我慢・がまん・ガマン・・・
なぜか笑顔で走ってきたイオスにご褒美をあげて、
「ぴょんぴょんしようよ。イオス好きでしょ」などとつくり笑い。



今日は1回目は間違えても、コースを外れたところからやり直して
スタートには戻らないことにした。
実際の競技会では、「失格」だが、時間内ならそのまま走るし。
他の生徒さんも、大抵は戻らないで通して走ってしまい、
先生にまとめて?アドバイスをもらったあと、2走目を走るので、見習うことにした

障害数11。
イオスが集中しやすいようにコンパクトなコース。
スタートは苦手な90度になるコースだけど、気にしない、気にしない・・・。
今日は上手くハンドリングすることより、イオスに楽しい気持ちを持たせることが優先。

③ハードルのところを母の指示遅れで⑥トンネル。
呼び戻したイオスに、いつもなら「違うよ」と言ってしまうが
「こい」で戻ってきたイオスに「お利口だね~」と褒めながら
止まらないで、再度③ハードルを指示。
その後は順調に走ってゴール。
ゴールしたイオスはちゃんと母のところに来たのでオヤツあげながら褒めたおす。
「楽しいね!もう1回走りたくない?走ろう~」
笑顔で笑顔で・・・。

②の横ぐらい、イオスの前足が付いたタイミングぐらいで③を指示をすること。
⑩トンネルを出たあと「こい」というと④トンネルとして出てきたときに「こい」で⑤を跳んでるので、
⑤に向かう可能性があるから⑩では言わないで出口で迎えたら⑪を指差せばいい。


終わったあと「やっぱり、ハンドラーの気持ち次第だわ~」と他の生徒さんもつぶやいていた。
まだ、これでいけるという自信はないけど、
少なくとも今日は「褒めて、笑顔で」作戦は効果ありだった。

コースが距離が出たときにも母に笑顔でいる余裕があるか、不安も残る。

でもこの褒め褒め作戦・・なんか懐かしい感触というか、なんか・・なんか・・・身に覚えがある。
「!」
Jr.が小さい時に多用してたわ!
「へぇ~すごいっ」「お母さんより上手なんじゃない?」
豚もおだてりゃ木に登るタイプだったJr.には効果てきめんだったのだ。


8月末の練習会はイオスがこれでは・・とスルーしようかと思ったけど、
「場数」を踏まないといけないかなと思い直し、アトラクションがあるのを確認して参加。


今年中に本戦にでて、その後1度に挑戦と思っていたのもあんまり意識しないでおこうと決めた。
長期計画は棚上げして、とりあえず目の前の課題をクリアしていこうと思う。
気が付いたら、挑戦できてたというのが理想。

母がハンドリングを鍛えてるまで、待っててね。
イオスのことなので、障害そのもののマスターは早いはずなので、
一緒に走ることを先にがっちり、アトラクションで固めようってことで。


ところで・・
今年のオビディエンス世界大会の代表にタービュレンが。
そしてIPOでが防衛大臣賞に並み居るGシェパさんたちを抑えてタービュレンが。
イオスとはなんの血のつながりも、もちろんないが、なんだか嬉しい。

2 件のコメント:

まる子 さんのコメント...

>今年中に本戦にでて、その後1度に挑戦と思っていたのもあんまり意識しないでおこうと決めた。
長期計画は棚上げして、とりあえず目の前の課題をクリアしていこうと思う。
気が付いたら、挑戦できてたというのが理想。


うんうん!
本当にそう思います!!
出来ても出来なくても、お互い笑顔なら、困難なことへの挑戦も楽しめますもんね。
焦らず一歩一歩。
私も今を楽しんでいこうと思います。

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
ありがとうございます。
先生の意外な一言に、目からうろこ。
犬の都合を無視した、人間が勝手に立てた計画なんて、スケジュール通りに行くはずないんですよね。まずは、楽しくなきゃ!ですよね。楽しいことが長続きするのは人間もわんこも一緒ですよね。