2017年7月13日木曜日

リリー様、逝きました

リリーさま
2017/7/13 11:55に虹の橋に向かいました。
3月に顎に腫れがでて、GWを越せないとの見立てのなか7/5の誕生日まで迎えれました。
Jr.の帰省には間に合わなかったけど。

リリー様は最後までリリーさまだった。後ろ脚には力が入らなくなっても
自力で出窓に登ろうとしたし、母の手助けを待つことなく降りた。
ゴハンを出窓から「うぎゃ~~~っ」と前日まで請求した。
ペースト状のフードを一袋食べた。
朝も出窓に乗せると、お水は蛇口から飲んでいたが
いつものフードを少しだけしか食べなかったので
次週の火曜日の予約を金曜日に変更しようと思って出勤した。
火曜日からトイレが怪しくなり、寝ざめにふら~~とでてきてそのまましてしまうし、
うんちの方は少しづつがずっと出ている状態で座ったところについてしまっていた。
ついて歩ける在宅時はいいが、留守中はそうもいかないので、
いつも寝る場所を囲う簡易バリケンに居て頂くことにした。
その寝場所を見に行くと、起きてきたので、出窓につれていくとすこしゴハンを食べた。
ここでも、「今医者に行く」選択肢はなかった。
自力で出窓を降りようとしたのだけど、足元がおぼつかないので、
降ろしていつもの寝床に寝かせに行ったのだけど、すぐに出てきてフラフラ歩く。
歩く先は洗面所で、そこでおトイレ。
うんちが少し出ていたので、お尻を綺麗に拭いて、寝かせた。
しばらくして見に行くと、一面にひいたシートにおしっこを何か所もしていた。
シートを変えて・・30分ごとに見に行く。
安定した寝息で寝だしたので、イオスとソフィアの散歩に行く。
帰宅すると、寝た位置のままおしっこをしていて、うんちも少しでていた。
妹に現状を報告すると、「水分補給の点滴だけでもどこかでしてもらうように」と
メールがきた。
それに「行かない。このまま逝かせる」と返信した。
この時点で迷わなかった自分に驚いた。
「せめて、Jr.の声だけでも聞かせられない?」と妹からメールがきた。
LINEとメールと電話・・全部連絡してみたけど、案の定、つながらず。
安定してる隙に、晩御飯を準備して、食べ、イオス達のご飯を済ませ・・
そこへJr.から折り返しの電話。
これは奇跡に近い。
リリーに声を聞かせて、今夜は持たないと思うと伝えた。
でも、この時点でも、
「また、オオカミが来たかもしれない。明日の朝、獣医さんに連れて行って注射1本で蘇るかも」と思ったり。
10時すぎに見に行くと、またおしっこをしていた。
意思に関係なく、排せつがあるのはもう危ない。
ずっと撫ぜていると、いつもは11時すぎないと帰宅しない旦那が帰ってきた。
そのあとすぐに「わん」って犬のような鳴き声を出し、ぴくぴくって痙攣を起こした。
これは、本当にもう旅立ちが近いなって思い、抱っこをした。
「もう十分だよ。もういいよ。」って声をかけて、抱きしめた。
しばらく、咳をしたあと、後ろ足をう~~んと寝起きのように伸ばして旅立った。


 獣医さんに連れていかずに、看取ることを選んだのが正しいのかどうかわからない。
つれていったら、1日とか1週間とか、もしかしたら持ち直したのかもしれない。
梵天丸のときに、最後を抱っこで送れなかった後悔があったから
高齢だったから、頑張らせないって決めてたから
とっさに「連れて行かない」と決めてしまった。

これでよかったのかどうかはリリーに聞いてみないとわからないけど。。。
虹の橋のたもとで梵天丸にお迎えされて
「さっさと案内しなはれ!」と言ってそう。



2 件のコメント:

疾風 さんのコメント...

「ワン」ってイオスとソフィアに犬語であいさつしていったのかねー
昼間のいない時じゃなくてちゃんと最後までみてれよかったねー。大往生だわ!

タビ介 さんのコメント...

疾風さん
ほんとに、イオスが寝言で吠えてたみたいな「わん」だったんですよ、
あとは、たのんだで!だったのかな。
獣医さんお墨付きの大往生です。