2013年2月10日日曜日

食べること

連休まえに梵天丸の水分補給に野戦病院へ行く。
ここ数日、またなにも食べなくなった。
いったい、どこまで、給餌すべきなのか、手術に踏み切るしかないのか。

*ねこの水分補給量
*給餌の量と方法・・昨日購入した流動食の量を相談
*この先の治療
*腎機能について
*危険な状態なのか? 
 イオスに怒る元気も2階へ駆け上がる元気もあるだけが 
 ここ2,3日で急変もあるのか?

ネコ用流動食
今日は診察室はジョイさん。
主に聞くより、気軽に質問できるのはいいし、
主は手術に乗り気ではないがセカンドオピニオンも聞けるから
主を呼んでもらうこともなく、質問する。

*ネコは元々、犬のように水分補給はいらない。
 ウェットフードの子は全く飲まない子もいるぐらい。
 個体差がありすぎてどれだけって言えないがMAX160cc程度。
 梵天丸は元々、飲まないからなぁ~。
 シリンジで補給を心がける程度でいいのかも。
*病院食で1箱半。ペットショップで買って持ち込んだにで、2缶。
  そんなには無理なので、すこしでも食べてくれれば。。
*手術は手術そのものが長時間かかり、術後も負担が大きい。
 鼻の膿がなくなる可能性は高いし、そうなれば食べるかもしれないが
 10才という年齢を考えると、手術は危険。
*肩の間の皮の戻りは遅いけど、年をとると人間と一緒で弛みが出てくる      
 から、今の状態が特に悪いとは思えない。
*腎機能は加齢でも衰えるから、今の状態が病気で悪くなってるところまで
 行ってないのでは

元々、梵天丸は時々、鼻が詰まっていたことがあったが
普通に食べていたし、鼻づまり自体、数時間後には解消してたりしてた。
なので、鼻づまりで食べないというのが納得がいかないところもあって
聞いてみた。
鼻づまり状態がずっと続いていることで、タンが喉に絡んでしまい
人間のように「カッ」ってして切れないから、飲み込むのに違和感があり
食べたくない・・ということが大きいのではないかとのこと。

母の希望は「低空飛行で十分」
つまり手術で完治させることはとりあえず置いて、
鼻は詰まっていても、いわゆる蓄膿症状態でもいいので
食べて、動ければ十分です。
梵天丸がタンが絡んだ喉でも、飲み込みやすいように工夫して
自力で食べてくれれば・・なんの問題もないです。

しかし・・・
フードに顔をそむける梵天丸に流動食を押し込みながら
食べれないというのは、自然界なら命は維持できない・・ならば
このまま自然に任せて、寿命・天命を待ってやるべきなのかもと
そんな考えも浮かぶ。

病気自体が命に直接かかわるものでないだけに・・・である。

4 件のコメント:

リラまま さんのコメント...

年齢と食べること。
どんな動物でも年をとったらでてくるものですよね。
少ない栄養でも、今必要な最低限のものがとれていれば、いつものように過ごせていける。
少なからず、人間が一緒に生活しているから、人間が選択をしていかなければならないことも多いですが、こうやって猫や犬本人が決めていくことを受け入れて、手助けしていく、っていうのも人間の選択の一つなのかもしれませんね。
たび介さんの考え、とても共感できます。

teru さんのコメント...

たびちゃんの言うように
梵天丸ちゃんの意思を尊重しつつ
人はあくまで補助的に・・というのも
手段だと思います。
私は一頭目の子の
腎不全が出ていたころの看病中
なんとかして食べてもらいたくて
苦しむ子に無理矢理給餌していました。
2頭目は最小限の給餌にしました。
なでてあげる、極力そばにいてあげる
それだけで穏やかな顔をしていました。
どちらがいいか本人たちに教えてもらいました。
彼らは苦しい治療より
家族と過ごす時間を望んでいるかもしれませんね。

タビ介 さんのコメント...

リラままさん
この子たちが人間語を話せたら・・どんなにいいだろうって思いました。こういう選択をしていくことも、最後まで責任を持つってことなんだと・・。気持ちが決まって、ようやく栄養補給のサンプルをもらっていたことを
思い出す始末です。

タビ介 さんのコメント...

teruさん
そうだね~2頭送り出したんだよね。
どんな答えでも、その子のために必死に考えて、やったことなら、その子は受け入れてくれて、穏やかに旅立ってくれたんじゃないかな。そういう大きさって動物は持ってると感じます。梵天丸が人間語が話せたらなんていうのかなぁ。「これまず~~~っ」とか言ってくれたらいいのになぁって思います。