2016年8月25日木曜日

その43

8月最後のレッスンです。
一度の練習を初めて、1年かぁ。

今日は初めてのハードルの並びがあって、ちょっと戸惑った。
先輩犬がやるのをみてたから、どこを通せばいいかはわかってるつもりだったけど
見るのとやるのとは大違い。

①ハードルを跳んだあと、ハードルの周りをぐるっと回って後ろのハードルを跳ぶ・・ときは
ハンドラーの立ち位置はハードルの横。
イオスが跳んだのと同時に呼びながら、後ろのハードルに向かって移動して
イオスを自分の脇につけながら、跳ばせる位置まで移動。



①⇒②のハードルはしっかりと奥(右)へ押し込んでから右から左に向けて飛ばせば
次のブリッジが見えるし、草むらが見えないから、逃走のきっかけもない。


*ハードルを飛んで着地したときの犬の頭の向きが次の障害に向くような位置から飛ばせる。
  跳ばせるだけじゃなくて、次の障害への繋ぎを考えていかないと。。

*2回目は1回目に失敗したところの原因を考えて、変えて走る。
  失敗したのに、同じ走り方、指示の出し方をしない。


ハードル ⇒ レンガ ⇒ Aフレーム

並び方が難しいわけではないのだが、草むらの匂い嗅ぎをしようとしてAフレームを通り過ぎる。
2回目も通り過ぎたところで、先生から
「1回目と2回目、なにを変えたの!」
「呼ぶのを早くしようと思って・・・・」
「違うでしょ?」

草むらへの匂い嗅ぎ逃走はイオスの性格というかクセというか、
もうどうしようもない部分だという「あきらめ」が母は強いから、
せいぜい、それかけた集中を戻すのに呼び方を強くするか早くするぐらいしか手はない
そう思っているので、ここでなにか大きく変えることがあるのか?
母のコマンドを変えて、どうにかなるもんでもないでしょう?と内心いいたいところだけど
そんな度胸は持ち合わせてない。
仕方なく、思い当たる答えを言ってみる。

「レンガの横で止まる?」
「そう、」
「1回目できなかったんだから、2回目やる前になんでできなかったか考える!」
「きちんと褒めて!」

そうだけど~
あそこは・・なんでできなかったかってイオスの性格だからで~それ、考えても~
不満というより、匂い嗅ぎがしたいばっかりのイオスなんだから、
止まろうが走ろうが、匂い嗅ぎにいくってと思いつつ、やり直し。

レンガの横から動かずに「イオス!!!!」と呼んですぐに「A!!」
ふら~~っと行かずに、すぐにAフレームを登りました。

母、現場ではなんか腑に落ちませんでした。

呼ぶタイミングそのものはほぼ一緒です。
つまりイオスが振り返るタイミングもほぼ一緒のはず。
呼んだあとすぐにAフレームに向かったか、レンガのところに止まったまま指示したかだけです。
それで、Aフレームに向かう気になるなんて、謎です。

走りながらAフレームを指示するとわずかに遅れるのか?
走るから、イオスも走ってしまい、Aフレームに乗るタイミングが遅れ、
遅れたついでに匂い嗅きしてるだけか?
そんな程度の匂い嗅ぎへの興味じゃないと思うんだけど・・・。

「匂い嗅ぎ」だから仕方ないと思うのはそれは練習になってないし、
出来るように考えろっていうのは、その通りだと思うけど・・
そうなんだけど・・・
前回みたいに、ちゃんと、出来なかったところを聞くべきなんだけど
コマンドの出し方でイオスが出来なかったという認識がなかった。

「『考えなかった』んじゃなくて、『考える余地があるもの』という認識じゃなかったんです。
 イオスのどんな場面でもやりたいことはやるという気質もコマンドの出し方でコントロールできると考えていいのか」ということが聞きたかったんだと今ごろ気持ちの整理がつく母です。

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