2018年3月11日日曜日

ソフィアの適応力

ソフィアの状況判断力と適応力がいかんなく発揮された2日間だった。
金曜日の夜、Jr.から「バスの予約取ってあるし、明日の朝、着くから」

朝、8時半に帰ってきたJr.
玄関に吠えまくりながらしっぽブンブンで走るイオス。
同じように吠えまくりながら、何事もトップでないときがすまないお嬢さまが走りこむ。

「知らないヒト」認定したヤツが遠慮なく玄関を上がって
「ソフィア~」と言いながら近づくに至って、
『イオスのバカは魂売ってしっぽふってるわ。ここはあたちがガンバル』
鼻にシワを寄せて、本気で唸る。
後ずさりしながら、目いっぱいの威嚇をする。

「ソフィア、思い出せ」と言われてるわ、頼みの母は笑ってるわ・・
『えっ~~と唸るとこじゃなかった?』と迷いはじめたとこで
「よこらっせ」と抱き込まれる。
『ちょっと!なにすんのよ!』と暴れても、敵もさるもの、がっちりホールドされ
意識をとばしてやりすごすことにする。
そのうち『あれ?この匂い知ってる気がする』と思ったらしく、耳がでてきた。
「さて、イオス、散歩いくか?朝んぽまだやろ」
ひゃほ~~~い。なイオスが玄関にすっ飛んでくと・・・
先回りしたお嬢が玄関でお座りしてた。
『あたちもいく。』
なんとなく思い出した⇒こいつは安全⇒イオスが喜んでる⇒きっとイイコトがある⇒
イオスだけ得をするのはゼッタイにイヤ。

さんぽから帰ってきたら『まぁ、ちょっと愛想しといたほうがトクよね』
夕方の散歩も我先に玄関に走っていく。

夕飯のあとは『自主的に寄り添って愛想ふっておこうかしら。こんなもんでどうかしら』
緊張なのか、しぶしぶなのか、とてもリラックスしてる表情には見えない顔で
Jr.の横に横たわる。


が・・・
次の日のあさんぽから帰ると、満面の笑みでJr.おひざにのっていた。
『こいつ、使えるわよ』
祖母のうちのむだにひろい庭でフリーにしてもらえたのが気に入ったらしい。

にぃちゃん大好きなイオス。
思いっきり甘えて、そして援軍をえて気が大きくなりソフィアを〆にかかった。
一瞬びっくりしたソフィアだが、そのままやられているほどお犬ヨシではない。
鼻にしわ寄せ、『はぁ?なによ!!なに、調子乗ってんのよ!!!!』
イオスが微妙にまけた気がする。


日曜日の昼過ぎにJr.が帰っていくと、
はしゃぎすぎてぐったりなイオスと適格な状況判断に疲れたソフィアは爆睡。

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