無事、17歳になり、皆様にお祝いして頂いた誕生日。
その翌日から、がたんと食欲が落ちた。
暑いからなぁ~急激に暑くなる時期は毎年、食欲が一時落ちるからなぁと思い
会社でネコ飼いさんに聞くと、4匹中3匹が、昨日から半分ぐらいしか食べないって。
そうか~まだ若いネコたちがそんなだったら、老猫は仕方ないな。。
ぐらいに思っていたのだが、その上、何度も何度も吐く。
翌々日、7日の朝は、いつも夜中に食べる分のフードが手つかず。
う~ん。
ここまで食べないとちょっとなぁと思い、お祝いに買った缶詰をあげると半分完食。
やれやれ・・
トイレ掃除をすると・・ウンがない??
旦那が掃除したかなとゴミを確認したけど・・なし。
え~~~っと、ゴミは火曜日の朝だから・・・火曜・水曜・木曜日・・・便秘じゃないか。
GWぐらいにも1日出なかったことがあったけど、3日はヤバくないか?
ネットで調べると、軽くみてると、重篤な症状になることもあるみたい。
便秘だ重くなると、嘔吐、食欲不振を引き起こすと書いてある。
これは・・ヤバイ。
そして金曜日の朝、廊下に水が吐いてあった。
量からみると、飲んだ分、全部吐いた感じだ。
脱水症状を起こすかも。
それに、缶詰もほとんど口にしなかった。
草で喀血した時のネコが得意な先生につれていくつもりが休診日。
ヤバイ。
野戦病院は予約制なので、取れなかったら、イオスの若先生病院か・・。
幸い、野戦病院の予約が取れたので、帰宅後、病院へ。
触診と内診で、胃に向かってウンが溜まってるのではなく、骨盤のなかに入った位置で
固くなったものがあり、老齢で筋力が弱くなったリリーは踏ん張りきれず出ない。
そのうち、踏ん張ることに疲れて、トイレに行くことも諦めてしまう。・・・ということだった。
先生がグリセリンを入れて、押し出してくたのだが、あまりに固くなっていて難航。
暴れる、暴れる、声を限りに叫ぶ叫ぶ・・・。
こういう気合で勝負みたいなのは得意分野なんだが、難航する。
「あんまり時間かけると、体力が持たない」と先生も看護師さんを増員して対応。
体力が持たないのはリリーだと思う。
やっとの思いで、排出。
石のように固かった。
もうひと塊だして、終了。
やれやれ・・・。
ところが、内診のとき先生が「なんかある」って。
恐る恐る・・「先生、なんかって、腫瘍ですか?」と聞くと
「ただのおできかもしれないし、腫瘍かもしれない。」というので
確定させるために組織検査とか・・と言うと
出来てるところが、直腸の骨盤内の位置なので全身麻酔になるので、
17歳のねこには麻酔をかけるリスクは取れないと言われた。
「俺は怖くてやれない」
「つるっと丸いかたちだから、タダのおできの可能性もあるし、
ベンを柔らかくして出やすくするようにしてやったほうがいい」
母も、だましだましいけるならそれでいいのかもしれないと同意してきた。
カリカリはいかに水分を取らせても、ねこにとってよいベン、
つまり固めのベンにするようになっているので、和らかいベンをさせるために与えないようにする。
缶詰だけを与える。
消化器サポートじゃないやつ。
消化器サポートはよいベンをさせるためのものだから、軟便にさせたいときにはNG。
いろんなの買って、食べさせて好きなやつをみつけたら、好きなだけ食べさせていい。
抗生剤だけ、2週間ほど飲ませる。
薬で軟便にすることもできるけど、ご飯を食べなくなるので、できるだけ使いたくない。
まる1日、飲まず食わずなので、点滴をしてご帰宅。
途中のドラックストアで5種類ほど、好きそうなフードを購入してきた。
小さじ1杯ぐらいを食し、排便1回。排泄1回。
病院で出したのと同じぐらいの大きさ・かたさのもの。
やれやれ・・・。
Jr.に報告すると、「そんなにヤバイなら、早めに帰るから」
そうだね。。
会わせてやりたいね。
なんとしても、8月中旬までは、たとえ低空飛行でもできるだけ安定した状態にしたい。
まずは、食べてもらわないと話にならない。
でも缶詰だけだと、とんでもない量でとても食べれるとは思えない。
なので、ネットで高栄養フードとサプリと強制給水用のシリンジも準備。
りりーだって、Jr.の彼女も見ずに死ねるかぁだよね。