2013年1月17日木曜日

レッスン39

週明けから東京では大雪だけど、イオス地方は快晴。
しかし!寒いっ。

久しぶりに詰めた日程でレッスン。

先ずは側脚歩行で集中させる。
今日は「精度アップ」をめざし、ひたすら歩く。
コの字に歩く練習で、角でイオスが遅れないように「コイ!」と声をかけるようにする。
もちろん、遅れずに曲がれるなら、声はかけなくていい。
「もっと早く歩いていいから」と言われる。
イオスに合わせずに、あくまで人のペースにあわせることを覚えさせる。

右回り、左回りをしながら、任意に停止して、イオスの注意力を見る。
母に注意していれば、即座に反応するはず。
即座に反応しないのであれば、母は下がるか前に一歩。
イオスは外のわんこに気をとられ「ぼ~」と眺めている。
ここで・・イオスをド~~ンと押す。
はっと我に返るイオス・・・。

なんとか集中しだしたところでノーリードにする。
同じく、側脚歩行を繰り返す。
リードがなくなった「だけ」なのだが、イオスは微妙に集中しなくなる。
リードから伝わる母の念力が多少でもある??
早めに「コイ」「ダメ!」とイオスの気がそれないよう声をかけていく。
ようやく、集中できたところで課題にはいる。

いきなり遠隔の伏せ→座れ→たて。
伏せが外向きだぞ。
リンクの外には待機中のわんこ。
片目で母の顔をみるイオス・・・
ありったけの目力で(動いたら承知しないからな!)と脅す。 伝える。
なんとか持ちこたえる。
伏せが外向きなのは、今回は修正しなかった。
動かなかったことを評価。

さて新しい課題だ。
「行進中の据座」
つけ→コイ→側脚歩行→すわれ→母は進む
だが・・・
イオスは最初、得意げに伏せた。
側脚歩行中になんかコマンドを言われたら「ふせ」なんだぜぃ。

「ちがう」と言うとびっくりした顔をして母をみる。

先生はこれは織り込み済みだったらしく、即座に次の手段にでる。
「すわれって言ってすぐに座らなかったらそのままイオス回りをぐるぐる回りながら
繰り返して座れをいって」
(行進中のふせとは教え方がちがうなぁ)

もう一度、行進しながら「座れ」
イオスは「座れ??えっ??」っていう感じで戸惑って止まっている。
「回って!そんな遠くに行かずにすぐに回る!」
「はいっ!」
イオスの周りをなんか怪しい宗教のごとく、回りながら「座れ」を繰り返す。
見学中?のアジ組さんから、笑が起こる。(あっ、いい感じの頑張れっていう笑ね)
イオス・・なんかわかんないけど座る・・
「いいこ~~~っ。はいおやつ」

イオスから2歩ぐらい離れたところで回り始めるから、よほど早く座ってくれないと
母は回り始める羽目になる。

イオスを見てるから、目が回ってきた~~
目が回り始めたころ、イオスがサクッと座った。
やった!イオス!ほら~~~レバーの大きいのあげるよ。
(行進中の伏せより速くできたじゃん)
数回繰り返してできたところで、本日しゅうりょう~~

あいもかわらずへそ天で爆睡するイオス

ベルジアンの親戚から「行進中のふせはきちんと前足から落ちると教えた方がいい。
伏せも腰から落ちてもOKだと、行進中の座れを教えるとき、
どっちかな~~とりあえず腰を落として・・みたいな感じになってしまうのから、修正が大変」と
聞いていたけど、納得。

2つはまったく別物としっかり認識させないと、こんがらがるよ~~。
このアドバイスもあって、
イオスには、「前足から沈まなかったら全部だめ」と伏せを教えるようにしたからか
あんまり、混乱してないみたいだ。
助かった~~。

「行進中の据座」を練習しているときに先生から
「側脚歩行で集中してないなら、集中するまで歩いていいから、あわてないで
集中してからコマンドだして。でないとイオスは覚えないよ」と言われた。
言われてみれば当たり前だ。
人間だって、他ごと考えてた授業内容なんて覚えちゃいない。

それにしてもこの頃思うのは。。
「側脚歩行はすべての基本」
側脚歩行って・・ハンドラーも人間で歩く速さだってその日その日で違ってくるんだから、
それに合わせることができるなら、ハンドラーにちゃんと注意が行ってるんだよね。
人間のスポーツだって、一流になっても、素振りは欠かさないんだもんね。。

練習では「側脚歩行」をきちんとできないうちは、他の課目はやらない。
日によっては側脚歩行だけでもいい・・ぐらいの気持ちでやろう~



4 件のコメント:

まる子 さんのコメント...

お~、行進中の停座まで進んだんですね!
いよいよこれで基本7課目揃いましたね。
停座ではなぜグルグル回りなのか、聞いてみたいっ!!

リードで伝わっているのは念力じゃないですよ、多分。
たび介さんが気付いていないうちに、リードショックを入れる瞬間のわずかな引きとか、
リードを着けているときの「いつでもやったる!」的なものがないことが分かっているのかも。
犬は観察力が鋭いし、ベルジアンは特に人をよく見ているから、きっとその違いをもっと明確に感じているのかも!?

teru さんのコメント...

側脚歩行ですか。
ノーリードで出来るってすごくいい。
太郎の周りをグルグルすると
すごく気持ちが入るときがあります。
もっとも「遊んでくれるの?!」って感じですが、
ある意味集中してくれるってことなのかしら^^

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
ぐるぐる回り、聞いてみたいですよね!!
私も自分でやりながら・・なんじゃこれって思いました。でも!座るんですよ・・。
イオスの顔が面白かったです。
「????お母さんなにしてるですか??」

念力じゃなくて、オラオラ・・っていう気迫?を込めてるかも!
先生に「リードを意識させないぐらい緩める」とよく注意されるんですよ。

タビ介 さんのコメント...

teruさん
太郎、ぐるぐる回りで集中するんだ。
確かにぐるぐる回れば気になるから、ジッと見てた。見れば注意は行くよね。「座れ」って言ってるよぉ・・、いたいな。で座ったらいいもんがもらえた・・。
こんど、クレアとかめんずくぅとか・・ほかの犬にもしてみよう~