2013年1月30日水曜日

梵天丸 長期戦だ!

薬を飲み終えたので野戦病院へ。
一昨日、昨日と鼻血の量が増えた。
特に月曜の朝は、起きたら、台所の柱と窓際に血痕。
くしゃみをしたときに飛び散ったんだろうなとは思ったが、心配になった。
母のお布団の周りにも・・・。
インフルエンザじゃなかったら、速攻、予約を入れたところだった。

それでも今朝は、鼻血の量も減り、鼻汁もサラサラしてきた。
喉にタンが絡む感じもなくなった。
ちょっとは・・いいのか??

主が経過を聞きながら、診察。
判断の速さと思いっきり?が売りの主が珍しく考え込む。
「やっぱり、歯茎とか根だと思うんだよな。
 眼球が元々ない右の眼窩から膿とか目やにみたいなのが
 流れるなら左の鼻腔だけど、左は止まったからなぁ。
 左の抜けた牙の根が残っていてそれが右の鼻腔へ行ってると思う」
「で・・外科的には・・鼻汁を大学病院で培養して、CT取って、
 炎症の場所を特定してから、ばっくりと切って、洗浄して・・ってなる」
「内科的には、抗生剤の相性のいいのを捜していく。
 鼻づまりながら、食欲もあって、生命の危険がない現状を考えて
 内科的な治療をするのが僕の意見だな」

大手術を10歳になろうかという梵天丸に行うのは躊躇する。

生命の危険がないって・・
思い切って気になってる事を聞く。
「鼻腔内に腫瘍ってのはないということですか」
「う~~ん。それも疑ったけど、可能性は薄いと思う。
最初に鼻づまりで来たのが1か月前だから、もしそうなら、
顔・・目と鼻の間が腫れて顔が変わってきているはず。」
「もし、そうだとして・・やっぱり、大学病院でCT取って、放射線治療だけど
 完治するかどうかはわからない」
「あの・・それ、この子にとっていいことなんでしょうか」
「そう。そこなんだよね。放射線治療すると、確実に角膜は痛める。
 元々、片目なのに、そっちも視力が落ちるわけだし。
 生活の質も落ちる。それがいいか、わるいか・・
 仮に、腫瘍だったとしても、放射線は僕は勧めないよ」

「抗生剤をまた変えて、相性のいいの探そう。
鼻は鳴らしても、もう少し鼻水が落ち着くようなやつ」

主がそう決断したのなら、異存はない。
ひとまず、腫瘍の線が薄くなっただけでも、気が楽になった。

すぐに治ると思ったねこ風邪から、慢性の病気になってしまった。
まさに
「風邪は万病のもと」

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