誕生日のプレゼントにドック・スクールってわけではなく
この日しか先生があいてなかっただけなんだけど
誕生日に初レッスン。
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雨ですよぉ、僕はぬれたくないですけど・・・ |
小雨のなかレッスン開始
ディスク講習会が大雨決行だったから、
もはや小雨ぐらい決行が当たり前なんだと、
「レッスンありますか」なんて聞かなかった。。
まずは歩行訓練(お母さんの)
イオスは皮製のチョーカー(60㎝)と60㎝のリードがついている。
まずは長いまま歩行。
リードは「両手」でわっかのところを持つこと。
「はい、ゆっくり歩いて~~」
「早い早い・・もっとゆっくり。犬について行かないで」
私はもともと歩くのが早いから、かなり意識してゆっくり歩いたんだけど
もっとゆっくりと言われると、どんな感じかわからなくなってしまう。
そこで先生
「氷のうえを歩く感じで歩いて」
(このあたりは雪が積もるからアイスバーンのうえを歩く感じならわかる)
ココからイオスのしつけ。
イオスをぴったり横につけようとしなくていいけど
イオスのしっぽが見えたら、前に行きすぎ。
リードを「がっ」と引っ張る。難しいなら止まる。
(あ・・しっぽなら、止まるタイミングがわかりやすい)
で・・すぐにUターン。
左まわりでイオスの頭を足で抑えるように回り込む。
歩行中に犬が顔を見てきたら褒める。
これを何回か繰り返して、イオスをそばに呼んでお座り。
そして、撫ぜて褒める。
が~~この時イオスを撫ぜようとすると動いてしまう。
仕方なく「待て」をかけて撫ぜる。
もちろん、引っ張る癖はすぐに抜けない。
お母さんが「コツ」を掴んだところで次のステップ。
次は、リードを短くもって、同じように歩行訓練。
チョーカーの50㎝ぐらいのところを左手、順手で小指が犬側。
右手でリードのわっか。
同じようにゆっくり歩く。
この時、チョーカーが緩んでいること。
今度はチョーカーがピンと引っ張ったら止まる。
その後は長いリードと同じようにUターン、お座り。
やっぱりお座りで褒めようとすると動く・・・。
「犬に人間が行くところにしか行けないと覚えてもらえば
ひっぱらない」
次は「待て」の練習。
これは得意だよね~~。
「座れ」「待て」と言ってから後ろさずりで
リードの長さよりちょっと短い距離まで下がる。
眼があったら、ゆっくり犬の左側に戻って、褒める。
が・・やはり褒めようとすると動く。
褒めようとすることで、「はい、もういいですね!」と
勝手に動いちゃうんだろうな・
いつものイオスが勝手に判断してる状態?
と、この時は思っていた。
でも・・原因は自分では思いもしなかったことだった。
そして、レッスン中に他のわんこがリンクの外を歩く。
それなりにテンパっているイオスはトーゼン吠える。
そこで、先生がすかさず
「イオスをまたいで、右手は首輪掴んでる?じゃあ、
左手を首から沿わせてマズル掴んで閉じさせて」
「頑張って、犬に負けないで・・閉じさせたら、そのまま犬の上に座って」
「イオスが力を抜いたら、放していいよ」
力技でございます。。
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りっぱな牙~
でも、僕はぜえったい、お母さんには使わないですよ・・ |
イオスは以外にマズルが太くて、
女にしては手の大きい私でも回りきらない。
そのうえ、興奮して歯を見せて吠えてるイオスの口を
閉じさせるには気合いがいる~~
「イオスは絶対わたしを噛まない」と信じて、
顎を思いっきり上に押して閉じさせる。
そして、歩行訓練→待て の練習を再開して褒めるところで
本日、一番の驚きと収穫が。
「その褒め方・・イオスは褒めてもらってる感じる前に
怖い~~、嫌だって感じてるよ」って言われたこと。。
そうです・・
歩行訓練でお座りをしたままでいれなかった原因はコレ。
褒めようとしてるお母さんの動きがイオスには「こわっ」だった。
嫌だから身をよじって、避けて、逃げようとしてたのだそうだ。
今までの褒め方・・「イオス、お利口さん。」とオーバー気味に言って
顔とくびを挟み込むようにして、ムニムニ・・
これは犬にしたら、吠えたりするときに首輪をつかんで止める動作と
似てるから、褒め言葉を聞く前に逃げようとしてしまうし
人間ががーっと近づく感じに怖さを感じてしまう。
正しい褒め方・・・「イオス、お利口さん」と静かに言って、犬の左側から
ミミの間を片手でカリカリ。
早速、お座りをしたあと、この方法で褒める。動かなかった!
イオスがいい加減にコマンドを聞いてると思っていだけど
出来ない原因が「お母さんの褒め方」だったなんて~~
先生から「褒めるときはそっと褒めて」と最初に言われ、
そうしていたつもりだったけど・・うーーんがさつな性格が災いしたか。
レッスンを通じて、先生はいろんな角度で
イオスが出来ない原因を見つけていたんだ。
レッスンのいいところは、自分では気が付かない
「犬が出来ない原因」を教えてもらえることかも。
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お母さん、ほら、褒め方の練習するですよ。 |
そして・・
「犬」が出来ないのじゃなくて、
「人間」が上手く伝える方法を
見つけられていないことが
多いのかもと改めて思った
れっすん・わんでした。