2012年10月7日日曜日

フライボール講習会

今日は待ちに待った?フライボール講習会。
どんな子たちと一緒なのか、不安とわくわくと。
ハッピーは来られなくなったから、ちょっと不安だ。

さて・・6匹のチームが2つ。
イオスは5匹の小型犬と一緒。。
イオス以外はお知り合い同士ということで心細さが募る。
小型犬の飼い主さんは大型犬は怖くてダメ!って方も多いのだけど
「ぎゃ~~~っ」と叫ばれることもなく、触れないけど怖くはないってこと。
幸い、皆さん、気さくに接して下さって、ほっとする。

レッスン前に講師の方からお話。
ポイントは
*チーム戦ならではの盛り上がりが楽しい
*犬はスタートで人が保定してスタンバイ
*前の犬がスタートラインを超えたらスタート
*帰って来た犬はすぐにリードをつける。
*犬に必要なことは、他の犬なんて気にならない集中力 
*これらのことを服従ではなく、テンションをあげてする。
*競技ではレーンが横ならびに2コース=横を他のチームの犬が走る。
  
う~~~~ん、イオス、ハードルたかっ!

盛り上がる前に撃沈しそうだ。

レッスンは1匹づつで、他の犬はバリケン。
他の犬のレッスンも見学して、上手にできたら、みんなで褒める。

さて・・・1番手はイオスだ。
イオスは誰に触れれても平気ですか?と聞かれた。
はい!(ここはたぶんハイと言える唯一のポイントだろ~)

レッスン1 スタートと呼び戻しの練習
チームの犬に慣れるため、犬にチームの人に慣れてもらうため
保定するのは、先生でなく、チームの人。
一人だけ大型犬、平気です!って人がいてイオスを保定してくれる。
「おいで~」
イオスが走ってきた。
「つけ!」
イオスは左につこうとする。
ところが、ここでダメだし。
「つけとかそういう抑制したり、服従させるコマンドは使わないでください」
「なんかいいことあるから来るっていう風に」
「来たら、ご褒美あげて、リードをつける」
「出来なくても、ダメっていう言葉でイオスを抑制しないで、
 来ればいいことがあるって覚えさせて」

ここで、母は混乱する・・。
「つけ」って抑制?
「ダメ」がNG?
「おいで」でくること自体、服従って思うので、その区別がよくわからない。
「服従」=「信頼関係のもっともたるもの」って思うので
否定的なイミで服従と言われて混乱する。

2回目、「おいで」で来て貰ったおやつは吐き出した。
こんなの要らない~~。
3回目、来るにはきたが、リードをつけるときに脱走。
いつもなら、動いた時に「ダメ」と言うが、NGだ。
ここで脱走したイオスは無言で捕獲。
4回目・・・来ない。
(お母さん、ダメって言わないし、
これはおいでで効かなくてもやり過ごせる)そう判断したらしい。
このランは自由に走れる場所として認識しているイオスに
「おいで」できて、うっかりオヤツなんぞ貰ったらリードがつく
しかし、お母さんは「ダメ」って言わない、怒らない、なんて事態は
「おいで」のコマンドは無視するに限る。
     
それでも、母のコマンドに力があればそれなりに気配を感じて
いう事を聞くイオスだが、飼い主が動揺しているので
イオスは、もう自分の世界。
呼んでもこないし、みんなで囲って捕まえようとしても逃げる。
完全にイオスペース。
追いかけっこの末、イオス捕獲、イオス終了。

レッスン2
スイマーターンの練習。
90*45ぐらいの板のでUターンする。

その前に、犬が右利きか左利きか検査。
ボールを投げて、咥えたあと、戻って来るときに回る方向をみる。
イオスは3回とも左へ回ったから・・左利き。
Uターンも左周りで教える。

イオスはハッキリ言って不用心なやつ。
板の上になんのためらいもなく乗る。
そして、誘導の仕方を母が掴んだらUターンも出来た。

ココで、板に傾斜をつけ、障害を前に設置。
な~~んにも気にしないイオス、障害を踏み倒して板にのってUターン。
1度失敗したら、2度はやらせないそうだ。
即、障害を排除・・

小さい子は必然的に前足後ろ足、両方乗らないとボールに届かないから
スイマーターンも自然にできるけど
イオスサイズだと、前足でボードを叩いてボールをだして
Uターンで後ろ足を乗せて蹴ることを教えないと、
後ろ足は地面に置いたままでUターンしてしまう。
コーチは「後ろ脚で板を蹴らなくてはいけないルールはないけど
蹴った方が勢いがついてタイムが上がる」とのこと。

本日はここまで。

今日、呼び戻しで散々だったのは、訓練が入っていた子。
母と同様に飼い主さんが多少とも「え?」って思ったみたい。
その動揺が伝わったのかも。


それとイオスは上から手を伸ばされるのが嫌い。
だから、リードとつけるときは、座って落ち着いた状態で
下から手を伸ばしてつけている。
座れって言って座らせてはいけないのはツライ。

講師の人が
「タービュレンは右ちゃん左ちゃんの2匹見たけど・・」と考え込む。
「タービュレンってどんな犬なんですか?」と聞かれた。
そんなこと聞かれても・・・
「ベルギーの牧羊犬・作業犬です。」
「物を追いかけるのは好きだと思いますが、性格は個体差あります」


コーチに呼びとめられて
「出来そうですか」と聞かれた。
既に落ちこぼれ?

他がミニチュアダックスとか小さい子ばかりなのでチームとして
迷惑な感じが否めない。
「ゲームに出れなくても、フライボールの過程で要求される
他の犬に反応しないっていうことが出来たりすればいいし、
大きい犬は苦手という方がいればチームメンバーとしては辞退します。」
と言ったら、
「しつけの為なら、スポーツとして来られている人に失礼なので
止めてください」と言われた。
正論だ、と思うけど
「しつけの為に来てるということではなく、
大きいワンコは苦手って言う人がいたら、うちが出なくても構わない」
と言う事を言いたかったんだが上手く伝わらなかったみたいだ。

とりあえず2回目も行くことになっているし、
同じチームの人もいい方ばかりで、それほどアウエー感もないし
ここで、撤退するのも嫌なのだけど・・・
なんだか、スッキリしないんだよね。

普段の生活では講師の人のいう「抑制」「服従」なしでたちゆかない。
フライボールではテンション高めがいいのも理解できる。
だから、別物として認識すればいいのかもしれないけど
普段の躾での「服従」まで否定された気がして
なんだか、このまま続けたら、イオスに1年かけて教えたことが
ボロボロ崩れるんじゃないかと不安になる。

だけど・・・
きっちり訓練ができていたら、この場合でも
「おいで」を無視したりしないと思う。
スクールでは精度はともかく、「おいで」で来ないことはないから
場所が変わっただけで出来ないことにショックだった。
あ~~
なんかスッキリしないのは、
要は自分の1年をいろんなイミで否定された気分なんだ。

9 件のコメント:

teru さんのコメント...

秒単位で争う犬の競技なので
シビアなんだろうと思う。
憶測だけど、もしかしたら
フライボールに合わせた
しつけをしているのかもしれないよね。

私がどうしても苦手とするドッグランも
去勢していない雄犬というだけでアウェーで
毎回気分を悪くして帰って来るとこもある。
犬好きが集まる場所っていうのは
どこかやれて当たり前のような空気の場所も
ある。
それに気を遣ってランのオーナーもそういう場所をつくっていかなくてはならないってなる。だからそれはそこが悪いのではなくて
自分が合わせていかなくてはならないのだなと思うようになった。
別の団体も試してみてイオスにあうところを
(主人も気分のいいところ←これ重要(笑))
探してみてもいいんじゃないかな?



いちこ さんのコメント...

私場合
大っきなダミ声を出してしまうので
犬共々 即刻退場ですな〜〜(^▽^)>

まる子 さんのコメント...

うーん、今自分が勉強していることと矛盾しているように感じるなら、私だったら、どちらかの先生(いつもの訓練士さんか、フライボールの先生)に矛盾していると感じている部分を話して、整合性がとれるかどうか聞いてみるかなぁ。で、無理そうだったら、そのフライボールチームに入るのを諦めるか、フライボールに挑戦すること自体を保留するかも。
指導手が混乱しているうちは、悪い影響の方が伝わりやすいと思います。
犬は自分の都合の良い方へと動きやすいから。

アジリティもディスクも、服従が入っていると遅くなるという考えの方も少なくないようですが、フライボールはどうなんでしょうね。
今やっていることが無駄にしないためにも、いつもの先生に相談してみた方が良いような?
十分納得できてからでも、ちーっとも遅くないと思いますよ。

タビ介 さんのコメント...

teruさん
フライボール自体はとっても楽しそうなだけに・・・。犬も人間も両方楽しくないとね。
スクールの生徒さんが自分の犬に「あのさ・・お互い楽しくやろうよ!あんただけが楽しいってダメだと思うよ~」って言ってやるんだ。と話してた。それを聞いてから「そういうことだよね!」って。ランは来る人によって毎回雰囲気が違うから難しいよね。この時はイオスのしつこさが幸いしたか?「うちの子が遊ぶ気になる子は滅多にないからよかった」と言ってもらえた子が来ていて・・
でも反対にそれがNGの時もあるし~~。

タビ介 さんのコメント...

いちこさん
はい。
私の声も大きいですよ。
息子育てでも鍛えましたから。
でも、スクールの先生には褒めてもらってマス。「いいねぇ~」って。(笑)

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
そうなんです。私の混乱があきらかに悪影響を与えてました。イオスはもうやりたい放題状態でしたから・・。
「つけ」今日のレッスンでの期せずして、先生が言われた「イオスが首輪を持たれるのキライだからつけを徹底的に教えたのに、なんで首輪もって捕まえるの?いやなことされるから逃げるんだよ。つけで横につけて、リードつければちゃんとできるんだから」あ~ここだって。なんのためのつけなのか整理できてなかったから、なにか・・なにか・・・ってスッキリしなかった。
それと、まる子さんのコメントみて
私はなにを一番やりたいのか?って。どうしてフライボールのレッスンを受けてみたいと思ったのかそこを大事にしてみようって。
I先生はアジが得意な先生だけど、「服従」が全ての基礎って言われます。あと・・飼い主の心構えに厳しい。なので・・イオスはあと一歩ガマンの基礎練しようって言われてます。

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
ちょっと、自分の意見?が整理できそう。
いつも、ありがとうございます!

パウ母 さんのコメント...

自分に置き換えて考えてみました。
「つけ」「すわれ」のワードにだけこだわると、否定された意味が良くわからなくなり、やっぱり混乱するだろうなぁ。
「服従」を必要としないのではなく、やっぱり違う形で信頼関係を作るはずなので、そこが理解が出来れば納得して出来るんですよね。 犬人ともに楽しめるようになるとよいですね〜 次回のフライボールブログ楽しみにしてま〜す!!

タビ介 さんのコメント...

パウ母さん
イオスにはいろいろ考えさせられます~。奥が深いです。