イオスのお誕生日プレゼント兼お留守番での気晴らしように、大奮発したシカの角。
大きさはサイズ別でえらべるけど、根本か先っぽかは選べないシステム。
そのかわり、ほかよりほんの少しお得だった。
髄も乾燥させてあるから、お腹の弱いイオスでも大丈夫そう。
ソフィアにもちゃんと買った。
お前はお相伴だから、イオスが選んでからね。
最初は舐めるだけだったイオスも、若かりしころ、
牛骨をガシガシしてたのを思い出した?
自分のシカ角が小さくみえるのが不満というより、どっちも欲しい。
眼光するどく、イオスの持っている角を狙う盗人。
イオスは一人っ子生活が長かったから、「盗られる」という感覚がない。
だから、こんな距離で睨まれていても、怒ることもなく・・・
自分の角に夢中。
そして、ちょっと水を飲みに行って帰ってきたり、齧る姿勢を変えたすきに
お嬢に盗られる。
そのたびに、母が取り返すから、拗ねたお嬢さま。
もうこっちでいいわ。ふん。
大人しく諦めたかと思ったのに、ちょっと目を離したら、こうなってた。
安定の展開だな。
2本同時には齧れないのに、全部欲しいんかい。
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