牛さんのお肉を奮発。
といってもオージービーフの赤身だけど。
(イオスは脂肪分を消化する機能が弱いので赤身)
焼き焼きしてトッピングしてあげるからね。
お祝いの当の本人が、「あげるね」と言ったのに
ぜんぶ、自分の分だとは思ってないようで、隣の部屋で寝ているのに
このお嬢は、「これはあたちたちのでしょ!」
「イオスにぃちゃんにあげるからね。って言ってた。あたちの分もあるんでしょ!」
この貪欲さというか、絶対に損はしたくないっていう根性が彼女に禍をもたらす。
いつものように、台所と居間に分かれて食べていたイオスとソフィア。
猛スピードで食べ終わったソフィアが、まだ食べているイオスの後ろに来た。
ここまではいつもの事なので、イオスも知らん顔で自分の分を食べていた。
いつもはイオスがボウルから離れてからボウルに近づくソフィアが
イオスがボウルを離れる前にイオスのボウルに近づいた。
その瞬間、イオスが唸って振り向きざまに威嚇した。
「ヒャイィーーーーーーーン」すごい悲鳴をあげたソフィアが
ものすごい形相でイオスに歯をむいて噛みつこうと襲いかかる。
「ソフィア!!!!」母が怒鳴っても、ひるまずにイオスに向かって行く。
イオスは顔をそむけて、我慢してるけど、イオスが反撃に出る前に止めねばと
「こらぁ~」と母が一歩を踏み出したところで、イオスがこそこそと逃げ出す。
ソフィアは「フン!」って言う顔をして、母と目があうと「おにぃちゃんがぁ~~」っと泣きをいれて甘えてきた。
が
悪いのはソフィアだ。
マズルを持って、「なにをしてる!」とガッツリ叱る。
が
「何が悪いのかわからない」って顔をして視線をがっちり合わせてくる。
このオンナめ。
「ヒトサマのボウルに手をだしたら〆られて当然。犬のルールは守れ」
「わかったな」
強盗が、見つかって反撃されて、居直って襲いかかったところを警察に踏み込まれた。
ってこと。
イオスを呼んで、ボウルにちょこっとのこったフードを舐めさせて、お水をあげる。
ふて寝をしたソフィアを見ると、マズルの毛がちょこっとなくなっていた。
この程度であの悲鳴?
オーバーなのにも程があろう・・・。
どんなけ、オーバーなん?
これ、遊んでるときとかに他のうちの子にしたら、かなり恥ずかしい。。
2 件のコメント:
世の中はあなた中心で回ってないのよ!だね。
しかし鼻っ柱の強い女だなー
疾風さん
そして、被害者面するのも、あたちね、酷い目にあったの・・・と甘ったれるのも忘れない
かなりしたたかなオンナ。
イオスが太刀打ちできないわけだわ。
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